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完全新規の追加ストーリーも登場! 「被虐のノエル」Switch版が本日発売

Season1~7の演出やゲーム要素がアップグレードしたリメイク版

【被虐のノエル】

2月10日 発売

価格:2,480円(税込)

 バカーが運営する「ゲームマガジン」とアクティブゲーミングメディアが運営する「PLAYISM」は、Nintendo Switch用伝奇アドベンチャーゲーム「被虐のノエル」を2月10日に発売する。価格は2,480円(税込)。対応言語は、日本語・英語・中国簡体字。プレイステーション 4、Xbox Oneでも順次リリースが予定されている。

 「被虐のノエル」は、2016年4月からゲームマガジンで、5年以上にわたり連載中の伝奇アドベンチャーゲーム。2021年9月より、最終章の幕開けとなる最新話Season12が公開されている。

 Switch版は、前半部「Season1」から「Season7」の、演出やゲーム要素が大幅にアップグレードされたリメイク版。TVモード向けにフルHDリマスタリングが行なわれており、壮大なストーリーを大画面で快適に楽しめる。また、完全新規の追加ストーリー「Season3.5」も登場する。

 重厚な物語を楽しめるアドベンチャーパートと多彩なギミックやアクションを楽しめるゲームパートで構成されており、複雑な操作や悩んで進めない箇所はないため、物語をじっくり味わえる。

【【Nintendo Switch】『被虐のノエル』OP主題歌「逆光同盟」【じん featuring カシ】】

UI・演出・ゲーム要素などを大幅にアップグレード

 ゲームマガジン連載版では、主にスマートフォン上でのRPGツクールの挙動の限界から、表現可能なゲームや演出が大幅に制約を受けてきた。コンシューマ版では、その制約がなく大幅に様々な要素が強化されている。スマートフォンのタップ操作を意識していたプレイ体験も、ゲームコントローラーで遊ぶ観点から見直し、よりコアなゲーム好きの人たちにも応えられる内容になっている。

 既に最終章に差しかかった連載版の内容を踏まえ、キャラクターのセリフを掘り下げ、物語がさらに深く楽しめるようにアップデートされており、本作の最大の魅力であるストーリーを、既にプレイした人も新鮮な気持ちで味わうことができる。

未公開ストーリーSeason3.5を収録。新規の追加ストーリーが登場!

 今回のリメイク版では新規の追加ストーリーSeason3.5が登場。シリーズ初期の「バロウズ編」最終話にあたるSeason3と、シリーズ中盤の「ジリアン編」最初にあたるSeason4の合間に起きていた出来事を、ラプラス市内の様子を描きながら展開していくストーリーとなる。

 こちらは完全新規のストーリーとなっており、ゲームマガジンでの連載版を遊んできた人にも初見で楽しんでもらえる内容になっている。

「カゲロウ・プロジェクト」じん氏の新曲「逆光同盟」がゲーム主題歌に

 「カゲロウ・プロジェクト」のじん氏が手掛ける新曲「逆光同盟」が主題歌に採用。“じん featuring カシ”として、作品の世界観を深く掘り下げた歌詞と、ピアノの音色が印象的な楽曲が提供されている。また、OPムービーは「殺戮の天使」の作者、真田まこと氏が監督。本作および「逆光同盟」の歌詞の意図を汲み、多彩な動きのアニメーションで世界観が表現されている。

【あらすじ】

プロのピアニストを両親に持つ少女ノエルは、ラプラス市内で開催されたピアノコンクールで優勝を逃し、栄誉ある“式典奏者”に選ばれず、ひとり絶望を味わうことになる。そんななか声を掛けてきた市長バロウズから選考に不正があったことを聞き、その言葉を信じて彼が指定した廃ビルへ向かったノエル。自身が“本当の式典奏者”になるため大悪魔カロンを呼び出して“契約”をした直後、契約の代償として身体の一部を奪われてしまうのだった。瀕死状態に陥ったノエルだが、バロウズに利用されて怒りが収まらないカロンに救われ、彼からバロウズへの“復讐”を持ちかけられる。協力関係を結んだ2人は、次々と訪れる危機に立ち向かいながらも次第にバロウズを追いつめていく。