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本日は「ワンダースワンカラー」発売から21周年! リメイク版「ファイナルファンタジー」なども発売されたゲーム機

【ワンダースワンカラー】

2021年12月9日 21周年

 バンダイより発売された携帯ゲーム機「ワンダースワンカラー」が2000年12月9日に発売されてから本日で21周年となる。そこで本稿では、「ワンダースワンカラー」について振り返る。

 「ワンダースワンカラー」は「ワンダースワン」の液晶を反射型FSTNカラー液晶にし、各種機能を強化させた次世代携帯ゲーム機として登場した。「ワンダースワン」との最も大きな相違点は、やはりそれまでモノクロ8階調の反射型FSTN液晶だったものが、総色数4,096色 (同時発色241色) の反射型FSTNカラー液晶に変更された点だ。

 また、カラーバリエーションも豊富で、パールブルー、パールピンク、クリスタルブラック、クリスタルブルー、クリスタルオレンジなどが存在する。さらに、「ワンダースワン」と共通の周辺機器が使用できたほか、月額料金を払うことでネットワークに加入すれば、インターネットやEメールなどのサービスが利用できた。

画像は「ファイナルファンタジー ワンダースワンカラー本体同梱版」

 「ワンダースワンカラー」の発売当初、スクウェア(現スクウェア・エニックス)の「ファイナルファンタジー」がシリーズで初めて携帯ゲーム機へ移植されたことなども話題となり、初回出荷30万台が発売2日で売り切れるなどかなりの盛り上がりを見せた。

 本体と同時に初代「ファイナルファンタジー」がワンダースワンカラー専用ソフトとしても発売。あわせて、本体に特別仕様があしらわれた「ファイナルファンタジー」同梱版の「ワンダースワンカラー」も発売された。

 また、バンダイは2001年に、「SDガンダム GGENERATON ギャザービート2」、「機動戦士ガンダムVol.1 -SIDE7-」、「機動戦士ガンダムVol.2 -JABURO-」を購入した人を対象に500名限定で「ワンダースワンカラー」本体「ガンダムバージョン」と「シャアザクバージョン」のプレゼント企画等も行なっていた。

「ワンダースワンカラー」本体「ガンダムバージョン」と「シャアザクバージョン」