Wiiが発売15周年！ 「スマブラX」や「スーパーマリオギャラクシー」などが発売

　本日2021年12月2日は、家庭用ゲーム機Wiiが発売されてから15周年となる。

　Wiiは2006年12月2日に任天堂より発売された家庭用ゲーム機だ。最初に発売された本体カラーは「シロ」。発売当初より、その人気は高く品薄状態が続いていた。しかし、次第に品薄状態は解消されていき、2009年にはWii本体カラー「クロ」も発売された。その後、2013年10月22日に生産が終了した。

　本機の特徴は、体感的・直感的に操作可能な無線通信コントローラ「Wiiリモコン」と、他の拡張コントローラとその機能を活かしたプレイが可能なゲームタイトルの数々だ。そのコントローラの謳い文句である「だれでも遊べる」の言葉通り、ゲームに慣れていない人でも遊びやすいことでファミリー層にも普及した。

　また、本機は無線LANによるインターネット接続や任天堂独自プロトコル方式によるニンテンドーDSとの無線通信機能など当時では先端技術だった機能も搭載している。さらに、無線コントローラの信号をキャッチするための「Wii専用センサーバー」なども本体に付属して販売された。他にも、Wiiはニンテンドーゲームキューブのゲームディスクを挿入して遊ぶことができたり、そのコントローラ用の接続端子が本体上部にあったりとその互換性にも注目が集まった。

　「Wiiリモコン」の機能を十全に発揮して遊ぶことのできた代表的なタイトルでは、拡張コントローラ「Wiiモーションプラス」を使ってプレイされた「Wii Sports Resort」が挙げられる。本タイトルの魅力は、「Wiiモーションプラス」など使用することで実際にスポーツをする際の動きでゲームをプレイできる点。前述の動きによって外に出なくても楽しみながらスポーツを疑似的に体験できた。

　他にも、Wiiで有名なタイトルには「大乱闘スマッシュブラザーズX」が挙げられる。同作は、任天堂のキャラクターたちを操作して戦うアクションゲームだ。登場するキャラクターは任天堂のキャラクターだけではなく、「METAL GEAR」シリーズよりソリッド・スネークも登場しており、より多様な世界観を構築するのに一役買っていた。さらに、本作は代表的な「大乱闘」モードに加え、アドベンチャーモード「亜空の使者」の完成度も高いものだった。他にも、「大乱闘」用のステージをプレーヤー自ら作ることのできる機能などもあった。

　さらに、他にも「Wii Fit」や「ニュー・スーパーマリオブラザーズ」、「スーパーマリオギャラクシー」や「マリオカートWii」、「ゼルダの伝説 トワイライトプリンセス」など様々なゲームタイトルが発売された。この機会にいま一度Wiiをプレイしてみるのもいいかもしれない。