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本日11月27日は「ドリームキャスト」発売23周年!

【ドリームキャスト】

発売23周年

 本日11月27日は、セガの家庭用ゲーム機ドリームキャストが発売されてから23周年となる。

 ドリームキャストは、業界初の本格的なオンラインコミュニケーション機能を持つ家庭用ゲーム機だった。インターネット通信用モデムを標準搭載し、ブラウザでウェブサイトを見たり、ゲームやチャットによって人と人とのコミュニケーションを楽しませるさまざまなサービスが用意され、ネットワーク機能を活かしたオンラインゲームも多数発売された。

 さらに、持ち運びを見据えたモニタ付きメモリーカード「ビジュアルメモリ」、アーケード基板「NAOMI」との連動など、ハード単体に収まらない拡張性も持っており、湯川専務(当時)を使った大規模なCM戦略もあり大きな話題となった。しかし、2001年1月の製造中止とセガの家庭用ハード事業撤退が決定し、現状でのセガ最後の家庭用ゲーム機となった。

 周辺機器として、「ドリームキャスト・コントローラ」や「アーケードスティック」、「ツインスティック」や「レーシングコントローラ」、「ドリームキャスト・ガン」など多種多様な周辺機器も発売され、ゲームタイトルに併せて使い分けていた。また、モニタ付きメモリーカード「ビジュアルメモリ」は、ファイル管理、パーソナルビューアー、携帯型液晶ゲーム機など、目的別にさまざまな使用が可能で、各種コントローラーのソケットに挿入することができ、データを保存したり、液晶画面により手元で確認・管理できるパーソナルビューアーとしても使用でき、画期的なアイテムだった。