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東京ゲームショウ 2021、オフライン会場の来場者数は99%減の1,574人に

2022年は9月15日~18日に幕張メッセでオフイベントとして開催予定

【東京ゲームショウ 2021】

9月30日~10月3日開催

会場:幕張メッセ

 コンピュータエンターテインメント協会(CESA)は、東京ゲームショウ 2021のオフライン会場における総入場者数が1,574人であることを明らかにした。この数字は最後にオフラインでイベントが実施された東京ゲームショウ 2019の262,076人と比較すると99%以上の減少となる。

 東京ゲームショウ 2021は、昨年同様に新型コロナウイルスの影響で、オンライン開催となったが、「幕張メッセ会場」として、規模を縮小し、入場者もメディアとインフルエンサーに絞った形でオフラインも復活していた。

 今回CESAが発表した1,574人の内訳は、インフルエンサーが962人、メディアが612人。ビジネスデーに相当する木曜と金曜はメディアが多く、土日の週末はインフルエンサーが増え、CESAでは初日のみで取材を終えたメディア関係者が多かった一方で、インフルエンサーは複数日訪れた方も多かったとしている。

 東京ゲームショウは今年で25周年を迎え、1996年の第1回から入場者数が10万人を突破する人気イベントとして、最初期は東京ビッグサイト、現在は幕張メッセにて開催されている。現時点での最盛期は東京ゲームショウ 2018の298,690人で、グローバルイベントとして海外からもメディアやゲームファンを呼び込むイベントとなっていた。

 その流れからすると、TGS2021の1,574人という数字は、かなり衝撃的だが、2022年はすでに発表されている通り、9月15日から18日の日程で幕張メッセで開催されることが発表されている。詳細についてはまだ明らかになっていないが、オフラインイベントとして完全復活を遂げる計画が進められているようだ。来年こそは東京ゲームショウ 2019以前のような多くのゲームファンで溢れるイベントになることを期待したいところだ。