ニュース

ピュアとバリアに完全分化へ 「FFXIV: 暁月のフィナーレ」、ヒーラー調整まとめ

【ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ】

11月23日発売

価格:
4,620円(通常版)
6,600円(コレクターズエディション)

 プレイステーション 5/プレイステーション 4/PC用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV: 暁月のフィナーレ」の最新情報を発表する「第66回 FFXIVプロデューサーレターLIVE」で、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏がジョブ調整の基本方針を発表した。この記事では、ヒーラーの調整についてまとめてお伝えしたい。

ヒーラーの変更点

 今回でヒーラーが4ジョブになったことで、ピュアヒーラー2ジョブとバリアヒーラー2ジョブにはっきりと役割が分かれることになった。全ヒーラーで、攻撃の詠唱時間がのきなみ1.5秒になっている。これはアビリティが増えて、グローバルクールダウンに食い込んでくるので、そこを軽減するために詠唱時間が短くしたことによる。また、各ヒーラーに新しい単体バフアクションが追加されている。

 リミットブレイクの効果範囲は50m拡大された。これでLB3が届かず蘇生が漏れてしまうということが起きにくくなる。

白魔道士

 白魔道士は「正統進化of正統進化」と吉田氏。リリー型のオブジェを設置する、設置型の回復アクションが追加されている。「ディヴァインベニゾン」がチャージアクションになり、ホーリーの上位である「ホーリジャ」が入る。逆に、初期からあった「アクアオーラ」はついに削除された。

【白魔道士】

占星術師

 占星術師はピュアヒーラーに寄せたジョブになる。「ダイアーナルセクト」と「ノクターナルセクト」が削除され、基本的な回復アクションは「ダイアーナルセクト」時の効果に変更される。ただし「ニュートラルセクト」の効果中のみバリアアクションが使えるといったことが特徴として残る。

 「ディヴィネーション」は、これまでカードの引きにアクションの効果が大きく影響されることがストレスになっていたので、ディヴィネーションシンボルの影響を受けない通常のバフ技になる。代わりにカードの効果に影響される新たな自己バフアクションが追加される。さらに「リドロー」がチャージアクションではなくなり、「マイナーアルカナ」にも変更が入る。

 インスタンスダンジョンに行くときに、白魔道士の「ホーリー」が強すぎだという意見が多かったため、他のヒーラーにも「ホーリー」に相当するような範囲魔法が追加されている。追加効果はジョブことに異なっており、占星術師では、回復と攻撃を兼ね備えた魔法になる。

【占星術師】

学者

 バリアヒーラーとして調整されている。戦闘時にも効果がある、一定時間パーティ移動速度が「スプリント」と同等になる追加効果のある、範囲軽減バフが追加される。戦闘時に移動速度が速くなるバフが入るのは初めて。スプリントとは重複しない技になる。

【学者】

賢者

 バリアヒーラーとして必要な能力は一通り所持している。味方1人を指定して、メインで回復する対象を選びつつ敵への攻撃ができる。「カルディア」というアクションで、MTなどを指定すると攻撃のたびに対象を回復する。

 「エウクラシア」というアクションを使うとモードが変わり、通常の攻撃魔法だったものがDot付与に切り替わるなど、状況に応じた使い分けをする。この使い分けがジョブとしての性能を左右する。

 「イカロス」という移動アクションもあり、「今までとは違ったタイプのヒーラーとして極めがいがある」テクニカルバリアヒーラーという位置づけ。

【賢者】