プレイステーション 5、全世界の累計実売台数が1,000万台を突破

　ソニー・インタラクティブエンタテインメントは7月28日、プレイステーション 5の全世界累計実売台数が1,000万台を突破したことを明らかにした。歴代のプレイステーションの中で最速のペースとなり、PS4が打ち立てた記録を塗り替えたとしている。

　PS5以外にも、様々なマイルストーンを達成したことが報告されている。

・「Marvel's Spider-Man: Miles Morales」（開発：Insomniac Games）は、2020 年 11 月 12 日（木）の発売以来、世界累計実売本数が 650 万本を超えた
・「MLB The Show 21」（開発：San Diego Studio）は、フランチャイズ史上最高のセールスを記録し、すべてのプラットフォームにおける世界累計実売本数が 200 万本以上を達成。2021 年 4 月 16 日の発売以来、総プレイヤー数は 400 万人を突破。
・「Returnal」（開発：Housemarque）は、2021 年4月30日の発売以来、世界累計実売本数が56万本を突破。
・「ラチェット＆クランク パラレル・トラブル」（開発：Insomniac Games）は、2021年6 月11日の発売以来、世界累計実売本数が 110 万本を突破。

　今回のマイルストーンについて同社CEOのジム・ライアン氏がコメントを寄せている。

「PS5 をご愛用いただいているプレイステーションファンの皆様、そして素晴らしいゲーム体験をプレイステーションプラットフォーム向けに提供してくださっている世界中のパブリッシャーおよびデベロッパーの皆様に、心から感謝申し上げます。PS5 は、歴代のコンソールを上回るペースで普及を続ける一方で、引き続き世界中で需要が供給を上回る状況が続いています。ゲーム業界だけではなく、あらゆる産業がグローバルな市場環境の影響を受けている中、SIE にとって在庫水準の改善は最優先事項であることを改めてお伝えいたします。」

　なお、今後もプレイステーション 5プラットフォームでは、「ゴッド・オブ・ウォー」（仮称）をはじめ、「グランツーリスモ7」、「Horizon Forbidden West」などの独占タイトルのリリースが予定されている。

　日本では、発売開始から8カ月が経過したものの、依然として直販がほとんど実施されず、抽選販売ばかりの状況が続いている。今後、在庫問題が徐々に解決していくことを願いたいところだ。