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マンガ「はじめの一歩」、ついに電子版が解禁!既刊131巻が7月1日より一挙発売

以降の新巻も電子化決定

6月23日 発表

 講談社は、週刊少年マガジンで連載中の漫画「はじめの一歩」について、発売中の単行本第1巻~第131巻の電子版を7月1日より発売する。講談社の作品を取り扱う全電子書店で販売が解禁される。

 「はじめの一歩」は森川ジョージ氏が手掛けるボクシング漫画。1989年に週刊少年マガジンで連載がスタートし、これまでに連載33年・1000話超という異例の長期連載を継続している。いじめられっ子だった主人公・幕之内一歩が一流のプロボクサーへと成長する姿を描くと共に、一歩を取り巻く個性豊かなボクサーたちが織りなす死闘の数々も本作の魅力。連載初期のストーリーではプロボクシングの世界も丁寧に描かれ、ボクシングについてよく知らないという方でも楽しめる作品だ。

 作者の森川氏は週刊少年マガジンの電子化当初、「はじめの一歩」の電子化について否定的なスタンスをとっていた。昨今のコロナ禍の情勢を受けて、2020年4月に電子化を望む旨のツイートを自身のTwitter上で投稿しており、2021年1月には「マガポケ」にて期間限定で第1巻~第61巻の電子版が無料配信された。今回初めて既刊すべての電子版が解禁。週刊少年マガジンは“にどめの一歩”を合言葉に同作の電子解禁を盛り上げていくという。

「はじめの一歩」第1巻
「はじめの一歩」第131巻