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「ウマ娘」、5月のモバイルゲーム売上も世界10位内をキープ

「原神」が総合3位復帰。「リネージュM」はAndroid首位に返り咲き

6月10日 発表

 Sensor Towerは6月10日、2021年5月のモバイルゲームアプリに関する売上の調査結果を発表した。

 本調査は、世界のApp Store(iOS)とGoogle Playストア(Android)での売上を対象に、2021年5月1日~5月31日の売上額を集計したもの。同社ブログで、アプリ別の売上トップ10がストア別に発表された。なお、本調査にはAndroidで利用できるサードパーティーのストアなどは含まれていない。

2021年5月のモバイルゲームアプリ売上上位(Sensor Twoer調べ、現地時間2021年6月9日発表)

 発表によると、2021年5月のゲームアプリ総売上額は2億6,450万ドルで、日本円にして約290億円(1ドル=109円換算)。前年同月比で13%の成長となる。アプリ別では中国向けにテンセントが提供する「王者栄耀(Honor of Kings)」が総合1位、iOS1位。同作の売上は95%が中国国内だったという。同じくテンセント運営の「PUBG Mobile」が総合2位、iOS2位。miHoYoが開発・運営する「原神」が総合3位、iOS3位、Android4位となった。

 Androidでの最多売上はNCSOFT開発・運営の「リネージュM」、総合では5位だった。同じく同社が提供中の「リネージュ2M」もAndroid7位を前月からキープしている。国産タイトルとして4月に総合3位を獲得したCygames運営・開発の「ウマ娘 プリティーダービー」は、リリース2か月目の集計にあたる今回、総合7位、iOS6位、Android8位と少し順位を落とす結果となった。Niantic開発・運営の「ポケモンGO」は4月にランキングから姿を消していたが再び総合10位・iOS10位に復帰した。

国内版の「リネージュM」では5月にアップデート「Ep.4 TITAN」が配信された
「ウマ娘 プリティーダービー」では5月に「スマートファルコン」や「ナリタブライアン」が育成ウマ娘として新たに実装された
「原神」は4月28日にPS5版配信開始、同日からVer.1.5「塵歌を纏いし扉」を実装した