スーパーチャット世界1位のVTuber・桐生ココ、ホロライブを卒業

　カバーが運営するバーチャルYouTuberグループ「ホロライブ」所属の桐生ココさんは6月9日、自身のYouTubeチャンネル「Coco ch. 桐生ココ」上でホロライブからの卒業を発表した。活動期間は7月1日まで。7月1日20時より卒業ライブを実施する。

　桐生ココさんは、ホロライブ4期生として2019年12月28日にデビューしたVTuber。デビュー当時ホロライブJP初の英語ネイティブで、デビュー直後から平日朝6時に定期配信を行なうなど奇抜な配信スタイルで人気を集めた。恐竜サバイバルゲーム「ARK: Survival Evolved」のファンとして知られ、「ホロライブ」のメンバー専用のサーバーやコミュニティ向けのサーバー運営も行なっていた。2020年にはYouTubeのスーパーチャットで総額1億5000万円を得て世界1位を達成、チャンネル登録者数は6月9日時点で117万人にも登る。

　今回の発表は、6月9日12時から桐生ココさんのYouTubeチャンネルで配信された「桐生ココからみなさんへ大切なお知らせ」内で行なわれた。卒業理由は“話すことができない”として、明かされなかった。桐生ココさんは今後7月1日までホロライブでの活動を継続し、7月1日20時より卒業ライブを実施する予定。同チャンネルは卒業後も維持、メンバーシップも9月30日まで残り、その間メンバーシップ限定コンテンツなどは閲覧できる。1年以上活動したメンバーがホロライブから卒業するのは今回が初めてとなる。