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Hulu、アニメ「未来のミライ」・「時をかける少女」を6月1日より配信開始

細田守監督最新作「竜とそばかすの姫」公開決定を記念して

6月1日 配信開始予定

 オンライン動画配信サービスHuluは、細田守監督の最新作「竜とそばかすの姫」の公開を記念して、アニメーション映画「未来のミライ」の配信を6月1日から開始する。同日より、アニメーション映画「時をかける少女」の配信も開始される。

 定額制動画配信サービスでは初配信となる「未来のミライ」は、2018年に公開され、第42回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞を受賞した作品。第91回米国アカデミー賞長編アニメーション映画賞にもノミネートされ、「アニメ界のアカデミー賞」と呼ばれる第46回アニー賞長編インディペンデント作品賞を受賞し、世界的に知られる話題作となった。

 物語は、生まれたばかりの妹の存在に戸惑う4歳の男の子が未来からやってきた妹と出会い、時を超えた家族の物語をめぐる旅に出発するというファンタジーだ。

 一方、「時をかける少女」は、筒井康隆氏原作の同名小説を細田守監督が再構築し、2006年に公開されたアニメ映画。時間を飛び越えて過去に飛べる能力“タイムリープ”を突然手にした少女のひと夏の淡い青春が描かれている。

【細田守監督 最新作「竜とそばかすの姫」】7月16日全国ロードショー

 自然豊かな高知の村に住む17歳の女子高生・すずは、幼い頃に母を事故で亡くし、父と二人暮らし。母と一緒に歌うことが何よりも大好きだった「すず」は、その死をきっかけに歌うことができなくなっていた。

 曲を作ることだけが生きる糧となっていたある日、親友に誘われ、全世界で50億人以上が集うインターネット上の仮想世界<U(ユー)>に参加することに。<U>では、「As(アズ)」と呼ばれる自分の分身を作り、まったく別の人生を生きることができる。歌えないはずの「すず」だったが、「ベル」と名付けたAsとしては自然と歌うことができた。ベルの歌は瞬く間に話題となり、歌姫として世界中の人気者になっていく―。