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Appleが9年連続メーカー別出荷台数シェア1位に。MM総研、国内市場を対象に2020年度のスマホに関するデータを発表

5月18日 発表

 MM総研は5月18日、2020年度(2020年4月より2021年3月まで)の国内携帯電話端末の出荷台数を調査したデータを発表した。

 2020年は新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けた年となったが、スマートフォンの総出荷台数は3,511万台で前年度比12.3%増加という結果になった。内訳を見るとスマートフォンの出荷台数が3,275.7万台で16.9%増加、フューチャーフォンは235.3万台で27.1%減少となり、スマートフォンの普及が進んでいる。日本では2020年度もAppleが通期のメーカー別総出荷台数シェア1位となり、9年連続での1位を記録。2位はシャープで3位はSamsungと続いた。

 SIMフリー市場も大きくなっており、SIMフリースマートフォンの出荷台数は428.7万台(42.4%増)で過去最高を記録。こちらもメーカー別出荷台数1位がAppleとなり、第4の携帯会社としてMNOサービスを2020年に開始した楽天モバイルは、早くもSIMフリー市場4位にランクインした。

 回線別のランキングを見るとドコモが35.6%、auが25.8%、ソフトバンクが19.8%と大手3社がトップ3をマーク。続く4位にはワイモバイル、5位には楽天モバイルがランクインしており、楽天モバイルが第4位に迫る勢いをみせている。