ニュース

「鬼滅の刃」作者の吾峠呼世晴氏が第25回手塚治虫文化賞の特別賞を受賞

吾峠氏「作品・登場人物に愛情を注いでいただいたことに感謝」

4月28日 公開

 朝日新聞は4月28日、朝日新聞社が主催する「第25回手塚治虫文化賞」の受賞作と受賞者を発表し、特別賞に吾峠呼世晴氏を選出した。

 漫画作品や漫画家に対し賞を授与する「第25回手塚治虫文化賞」の結果が発表された。特別賞に選ばれた吾峠呼世晴氏は、漫画「鬼滅の刃」を世に送り出した人物で、受賞を受けてコメントを発表。特別賞に選ばれたことに対し感謝を述べた上で、「性別や年齢をも問わず、作品、登場人物に愛情を注いでいただいたことに感激しております」とコメント。これからも、アニメという文化のために尽力し努力精進していくと、今後の展望を述べた。贈呈式は6月3日に朝日新聞東京本社にて開催される予定となっている。

マンガ大賞(年間のベスト作品)

「ランド」(講談社) 山下和美(やました・かずみ)

新生賞(斬新な表現、画期的なテーマなど清新な才能の作者)

原作:山田鐘人(やまだ・かねひと) 作画:アベツカサ
「葬送のフリーレン」(小学館)でファンタジー世界の冒険を独自の視点から描いたことに対して

短編賞(短編、4コマ、1コマなどを対象に作品・作者)

野原広子(のはら・ひろこ)
「消えたママ友」(KADOKAWA)と「妻が口をきいてくれません」(集英社)に対して

特別賞(マンガ文化の発展に寄与した個人・団体)

吾峠呼世晴(ごとうげ・こよはる)「鬼滅の刃」(集英社)
幅広いファンを獲得し社会現象を巻き起こした作品の力に対して