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サムスン、DRAMレス設計NVMe SSD「980」を3月12日発売

リード3,500MB/s&容量1TBモデルが予価14,480円の高コスパ

3月12日 発売予定

【価格】

オープン

【想定価格】

250GB:5,480円(税込)

500GB:7,980円(税込)

1TB:14,480円(税込)

 ITGマーケティングは、NVMe SSD「Samsung SSD 980」(以下「980」)を3月12日より販売する。価格はオープン。想定価格は250GBが5,480円(税込)、500GBが7,980円(税込)、1TBが14,480円(税込)。

 「980」は、PCIe Gen 3.0 x4 インターフェースに対応したM.2フォームファクタのNVMe SSD。サムスン製の最新3ビット MLC(TLC)V-NANDと、サムスン製コントローラが搭載されている。

 DRAMレス設計によりコスト削減を実現しつつ、HMB(Host Memory Buffer)テクノロジー(※1)と最新のV-NAND、最適化されたコントローラおよびファームウェアを組み合わせることで、シーケンシャル読み出しおよび書き込み速度は最大3,500および/3,000MB/s(※2)を実現。一般的なSATA SSDの5.6倍以上も高速(※3)となる。コンパクトなM.2 2280フォームファクタでありながら片面実装を実現しているため、余計な配線なしでデスクトップPCやノートPCに接続可能。自作PCなどのSSD換装に適している。

【注意事項】
(※1)HBM (Host Memory Buffer) テクノロジーにより、SSDが読み出し/書き込みのキャッシュおよびバッファリング用にホストシステムのDRAMを使用できる。
(※2)パフォーマンスは、SSDのファームウェアバージョン、システムのハードウェア構成や環境設定などによって異なる場合がある。パフォーマンス測定値はIOmeter 1.1.0に基づくものとなる。書き込みのパフォーマンスは、Intelligent TurboWriteテクノロジーを有効にして測定されている。
(※3)Samsung SATA SSDとの比較に基づいている。

特長を紹介

アップグレードしたIntelligent TurboWriteテクノロジー

 「980」に搭載された「Intelligent TurboWrite テクノロジー」はより強化され(※4)、従来モデルの「970 EVO」と比較して最大5.5倍(※5)のバッファ領域を提供。SSD内部に大きなバッファストレージ領域を割り当てることで、高速なパフォーマンスを長時間に渡り持続することが可能となる。

【注意事項】
(※4)「980」のIntelligent TurboWriteのバッファサイズは、250GBモデルでは最大45GB、500GBモデルでは最大122GB、1TBモデルでは最大160GB。
(※5)Samsung SSD 970 EVO 500GBモデル(バッファサイズ最大22GB)との比較に基づく。

管理ソフトウェア「Samsung Magician」の最新バージョンで「Full Power Mode」機能をサポート

 「Samsung Magician ソフトウェア」(日本語対応)では、ドライブの健康状態の確認やパフォーマンスの最適化が行なえる。最新のバージョン6.3では、SSDがデバイススリープなどの低消費電力状態になることを無効化して常時アクティブモードに保つ「Full Power Mode」機能をサポートする。この新機能により、「980」はSSDの稼働をピークレベルに維持し、一貫した高性能を実現するため、大量のファイルを扱う負荷の高い作業やグラフィックス処理が重いゲームも即座に再開することができる。「Samsung Magician ソフトウェア」はメーカーWebサイトより無償でダウンロード可能。

高度な放熱設計と温度管理ソリューション

 「980」は、安定したパフォーマンスを実現するため、コントローラの放熱性を高めるニッケルコーティングや、基板の裏面にはNANDチップの効果的な熱制御を行なうヒートスプレッダーラベルを採用。最先端の熱制御アルゴリズムを搭載した「980」は、耐久性と信頼性に優れたパフォーマンスを実現する。Dynamic Thermal Guard テクノロジーによって、常に「980」の温度が最適なレベルに維持されるようにSSDの内部温度が監視される。

【製品仕様】