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バンダイナムコグループ、組織再編および代表取締役の異動に関するお知らせを公開

BANDAI SPIRITS元社長の川口勝氏がバンダイナムコグループの代表取締役社長に就任

2月8日 発表

 バンダイナムコホールディングスは2月8日、バンダイナムコグループのユニット体制の組織再編に関するお知らせと代表取締役の異動に関するお知らせを発表した。

 バンダイナムコグループでは2022年4月にスタートする次期中期計画に先駆け、2021年4月より従来の5ユニット体制より3ユニット体制へ組織再編を行なう。具体的にはトイホビーユニットとネットワークエンターテインメントユニットを統合することで「エンターテインメントユニット」とし、映像音楽プロデュースユニットとIPクリエイションユニットを統合し「IPプロデュースユニット」となることが発表された。

 エンターテインメントユニットは、バンダイナムコエンターテインメントがデジタル事業を、バンダイがトイホビー事業をそれぞれ事業統括会社として統括し、両社が連携してユニット全体を統括していくことなども発表された。統合することでIPを軸に、より一体となり幅広い出口を相互活用した連携・拡大をはかるとともに、顧客の新たな価値観に対応したエンターテインメントの創出やデジタル対応を強化していくことを目的としている。

 あわせて、代表取締役の異動に関するお知らせも発表。新たな取締役体制においては、過去にBANDAI SPIRITS代表取締役社長を務めた川口勝氏が新たに就任。川口氏が中心となり次期中期計画の策定と、戦略を実行するための準備や基盤整備を行なう。田口三昭氏は取締役会長として、これまでの代表取締役としての知見を活かし、グループ経営の幅広い視点から経営に参画するとしている。

川口勝氏