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「好きなポケモン1匹500円」改ざんデータ販売容疑で男を逮捕

2月4日 発表

 Nintendo Switch用RPG「ポケットモンスター ソード・シールド」に登場するポケモンの能力データ等を改ざんし販売していたとして、愛知県警は2月4日、23歳の男を不正競争防止法違反の疑いで逮捕したと、NHKなど複数のメディアが報じている。

 発表によると、不正競争防止法違反の疑いで逮捕されたのは、名古屋市南区の無職・川松和生容疑者。

 川松容疑者は昨年4月、自宅のPCなどを使ってNintendo Switch本体を改造、「ポケットモンスター ソード・シールド」に登場する「メッソン」といったポケモンの能力などを改ざんしたデータを販売したとして、不正競争防止法違反の疑いが持たれている。また、インターネットの販売サイトに「好きなポケモン1匹500円」などと書き込み、購入者の要望に応じて獲得が難しい希少なポケモンや、本来ゲーム内には存在しない能力を持ったポケモンなどのデータを制作、販売。約1年間で115万円余りの利益を得ていたという。

 警察の調べに対し、川松容疑者は容疑を認めているという。また、警察によると、Nintendo Switchのゲームソフトのデータ改ざんを巡る摘発は全国初とのこと。

メッソン