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ヤマダグループ、大規模な組織再編を発表

Project White、ベスト電器などの子会社をヤマダデンキに吸収合併

1月18日発表

 ヤマダデンキなどを傘下に持つヤマダホールディングスは1月18日、組織再編を発表し、ベスト電器やProject White等の子会社をヤマダデンキを存続会社として吸収合併する方針を明らかにした。効力発生日は2021年7月1日を予定。

 本日発表したヤマダグループの再編は、本業である家電(デンキ)、住宅、金融、環境、その他(サービス)の5つのセグメントで行なわれ、適時開示基準に該当しない子会社も含めて、かなり大掛かりなものとなる。

 再編の理由は、事業価値向上のため。同グループは、5つの事業セグメントにおいて主体的な事業活動を促すとともに、グループ全体の経営効率及びガバナンスを一層高めることを目的に、昨年10月1日より持ち株会社体制に移行し、再編に着手していた。

 デンキセグメントについては、ベスト電器、黒川デンキ、九州テックランド、マツヤデンキ、Project Whiteなど、主要な家電系子会社をすべてヤマダデンキに統一する。Project Whiteが展開しているツクモ(TSUKUMO)等の各ブランドの取り扱いがどうなるかについては現時点では明らかにしていない。