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任天堂、Wii U VC「バンジョーとカズーイの大冒険」、「ブラストドーザー」について「配信予定なし」と正式発表

【バンジョーとカズーイの大冒険】

【ブラストドーザー】

配信未定

価格:未定

 任天堂は12月30日、同日配信予定として発売スケジュールに掲載していたWii U向けバーチャルコンソールタイトル「バンジョーとカズーイの大冒険」、「ブラストドーザー」について、配信予定はなくお詫びして訂正すると発表した。

お詫び文

 事の発端は、任天堂が公開している発売スケジュールの12月30日の欄に突如上記2タイトルが記載されたこと。発売プラットフォームはWii Uのバーチャルコンソール。共に英国のデベロッパーRareが開発を担当したタイトルで、現在はMicrosoftの子会社となっているため、パブリッシャーは日本マイクロソフトとなる。

 もともと両タイトルは1998年と1997年にニンテンドー64向けにリリースされたクラシックタイトル。本当に今回リリースされるとすれば、Wii Uとしては数年ぶりの新作タイトルとなり、両タイトルとしても初のVC化ということで、意外なところから飛び出した2020年最後の大型ゲームニュースになるはずだった。

 実際は何かのミスによる誤記だった模様で、夕方以降再び発売スケジュールページが更新され、両タイトルが発売スケジュールから消えるとともに、ページのトップにお詫び文が掲載された。

12月30日15時時点での発売スケジュールには確かに掲載されていた

 クラシックゲームファンにとってはまさに狐につままれたような話となってしまったが、バーチャルコンソールという貴重なクラシックゲーム遺産のことを思い出させてくれるきっかけとなった。年末年始に久々にWii Uを引っ張り出してVCを楽しむのも良さそうだ。

【Wii U版VC「バンカズ」は幻に】
写真は、後にMicrosoftがリリースした続編「バンジョーとカズーイの大冒険: ガレージ大作戦」より