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不正行為摘発!「ドラゴンクエストX オンライン」、RMT販売者の82アカウント、約30億2777万ゴールドを凍結

購入側もゴールド没収、利用停止処分に

11月6日 発表

 スクウェア・エニックスは11月6日、10月に実施されたプレイステーション 4/Nintendo Switch/Wii U/ ニンテンドー3DS/PC用MMORPG「ドラゴンクエストX オンライン」におけるRMT・詐欺などの不正行為への対応を明らかにした。なお、「不正行為」とは現実世界の金品などによるゲームデータの売買を指す「リアルマネートレード(RMT)」や、他のプレーヤーを騙してアイテムやゴールドなどを奪い取る「詐欺」などを指す。

 今回の対応では、RMTの「販売側」にあたる82アカウントが永久利用停止、約30億2777万ゴールドが凍結されたほか、「購入側」の、50アカウントが永久・一時利用停止となり、約31億3643万ゴールド及び「マイタウン」、「マイタウン権利証」の没収が行なわれた。

 これに加えて、不在プレイ行為(自動狩り・BOT)によって利用停止処分となったのは、6アカウント、詐欺行為による懲罰処分となったのは、22アカウント、詐欺行為の被害に対する救済を受けたのは、6アカウントとなった。なお、「ドラゴンクエストX オンライン」において、詐欺行為は初犯であっても「基本的には永久停止処分」となる。

 さらに、「目覚めし冒険者の広場」での違反迷惑行為(過激な言葉遣いや、不適切な投稿など)に対しても、注意、警告、「目覚めし冒険者の広場」の利用停止などの対応がなされた。中でも、「冒険日誌」においては、注意処分が34アカウント、警告処分が75アカウントとなった。

 「ドラゴンクエストX」運営チームは、引き続き「RMT・詐欺行為」ならびに「不在プレイ行為」への取締りを継続していくとし、プレーヤーが安心して利用できるよう対策を進めるとともに、今後もゲーム内にRMTに関与していると疑わしきキャラクターを発見した際には、「通報する」などの協力を呼びかけている。