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TGS特番“初だし”満載「ライザのアトリエ2」生配信レポート
PS5版も12月3日に発売が決定!
2020年9月27日 12:40
- 12月3日 発売予定
- 価格:8,580円(税込)〜26,873円(税込)
- ※Steam版は2021年1月発売予定
コーエーテクモゲームスは9月26日、YouTubeの東京ゲームショウ2020公式チャンネルにて、「TGS2020 コーエーテクモ 2大タイトル特別番組」を配信した。本記事では、その前半に放映された「ライザのアトリエ2 ~失われた伝承と秘密の妖精~」を取り上げる。
最大のサプライズは、何と言ってもPS5版の発売決定が発表されたことだろう。発売日は12月3日で、9月28日から順次予約受付が開始される。PS4用パッケージ版を購入すれば、追加費用無くPS5版へのアップグレードが可能なこと、PS4版をPlayStation Storeでダウンロード購入すればPS5版も追加料金なしでダウンロードできることも、合わせて公表された。
初出しPVや、実機でのプレイが初お披露目されるなど、“初”づくしだった配信
番組に出演したのは、司会進行としてTGS2020 ONLINE公式MCの渡辺浩弍氏と、ガストからはプロデューサーの細井順三氏、キャラクターデザインを担当したイラストレータのトリダモノ氏、ライザの声優ののぐちゆりさんだ。この日は、前作「ライザのアトリエ」発売からちょうど1年で、そのタイミングでの配信という記念すべき巡り合わせとなった。
まず行なわれたのが、前作「ライザのアトリエ」の説明。シリーズ最大のヒット作となった点や全世界累計出荷が50万本を突破したこと、日本ゲーム大賞2019 フューチャー部門を受賞したことなどが解説された。
続けて、本題となる「ライザのアトリエ2」の紹介が行なわれた。今作での舞台は、王都アスラ・アム・バート。前作との大きな違いは、世界が横ではなく縦に広がったことだ。これについて細井氏は「前作ではジャンプに意味が無いと言われていましたが、もっと豊かなキャラクター表現をしたいということと、ライザの魅力をもっとお伝えしたいということで新規システムを実装しました」と説明。のぐちさんも「前作では狭い隙間を通るというアクションがありましたけれど、今回はよりパワーアップしていますよね」と感想を述べた。
さらに、今作ではライザたちが遺跡を探検するという解説に対して渡辺氏が、「前作では、アンペルさんやリラさんたちが外から来た探検者でしたけれど、今作ではライザたちが外部から来た探検者になるという事ですね。面白い」とコメントしていたのが印象的だった。
引き続いて、本作に登場するキャラクターの紹介に移った。明るさと勢いが取り柄の女の子・ライザは、そのあたりの性格は3年経っても変わらないが、「3年という年月を見た目に反映させるのは結構難しく、いろいろと苦労しました」とトリダモノ氏。のぐちさんも「大きくは変わっていないけれど、台本を読みながら“おっ、成長しているね!”と。親心じゃないですけれど、嬉しい気持ちになれました」と語ると、細井氏は「ライザは20歳なんですよ。日本ならお酒が飲めたり働いている人がいるなど、環境が変わりますよね。そういう所を描きたくて3年経過させました」と、なぜ3年経過させたかの理由を解説してくれた。
次のコーナーでは“3大新情報”と題して、PVと主題歌が初公開されたほか、実機での初プレイも披露された。
PV上映後、のぐちさんは「今初めて見ましたが、前作と比べてアドベンチャー感、ワクワク感が凄いです。早くやりたいです」と、早くも興奮を隠せない様子を見せていた。
また、本作の主題歌が、クラムボンの「Somewhen,Somewhere…」になったことも公開。本楽曲に関しては「「ライザのアトリエ2」のためにクラムボンさんが書いてくれた、ピッタリの曲なんです」と、細井氏が熱く語った。
ここからは、配信を見ている人たちが待っていた、初公開となる実機プレイが行なわれた。ライザのアトリエも公開されたが、その広さにはのぐちさん、渡辺氏共に驚きを隠せなかったほど。渡辺氏からは、「決してパパ活しているとかじゃないですよね?」というツッコミが入ったが、これにはほかの3人が口を合わせて「絶対無いですから!」と否定し、視聴者を笑わせる一場面も(笑)。
調合風景も公開され「今回は新しい環境になったということで、レシピも一新されています」と細井氏。レシピは、スキルツリーで習得する形になるとのことだ。調合システムは「前作を踏襲しつつも、よりわかりやすく、使いやすく進化させたものになっています」とのことで、新システムのエッセンスを使用することで、より深い調合が楽しめるそうだ。
また、早期購入特典としてもらえる“サマーファッションコスチュームセット”を反映させるとどうなるのか?という気になる部分も、気前よく見せてくれた。コスチューム適用後に、「下半身の豊かさは変わってないですね」とドヤ顔でコメントする細井氏に対して、「安産型ですね。若い子には、奥さんにするならライザのような子がいいですよ」と絶妙なツッコミをする渡辺氏に、スタジオは笑いっぱなしだった。
話題が一段落したところで、次はフィールドのお披露目となった。「今回はフィールドにも非常に力を入れていまして、ライドアクションといって動物に乗ることができます。しかも、移動の手段だけではなく、ライドしている時のみ採取ができるポイントがあります」と、新システムについて細井氏からの解説が入った。さらに、採取に関しても「事前にどのようなものが出現するのかがわかるよう、より親切な設計になりました」とも付け加えられた。
今作での新要素となる、水中でのアクションも公開された。前作のように、キーアイテムを調合することでアクションが増えるシステムを採用しているとのこと。水面深くまで潜ってアイテムを採取するだけでなく、その先にあるダンジョンへ水中から移動するといったこともできる。
また、従来は横に広いマップが多かったが、今作では高低差という概念を取り入れることで、より楽しめるようになったという解説も入った。
もちろん、戦闘シーンも大きく進化した。前作をベースに、より爽快感とアクション性を高めた形にしており、ダイナミックで直感的に遊べるようなシステムを採用している。プレイ風景を見ていると、非常に忙しい印象を受けた人もいるかもしれないが、これについては「基本的には、ライザのみを選択して戦っていれば忙しくないので、慌てなくても大丈夫」と細井氏からのコメントがあった。
公認コスプレイヤーの伊織もえさんが、ライザの姿で登場!
ここでスペシャルゲストとして、ライザのコスチュームを身に纏った「ライザのアトリエ2」公認コスプレイヤーの、伊織もえさんがスタジオに招かれた。その姿を見て、細井氏が「CGモデルが、そのまま現実に現れたのかと思いました!」と言えば、トリダモノ氏も「メチャメチャ似合ってます!」とコメントするなど、2人共に細部にわたっての再現度に非常に驚いていた。そんな伊織さんだが、「ライザのアトリエ2」のライザを見た時は、「赤いホットパンツが3年前と一緒でビックリしましたが、ライザちゃん物持ち良いのと、都会に染まっていなくて良かった」と思ったそうだ。
渡辺氏から、「前作から服装のディテールも変わってますよね?」と聞かれると、「前回の衣装は自分で制作して、趣味でコスプレをしているところからゲストに呼んでもらいました」と伊織さん。さらに「ライザが元々大好きで?」という問いかけには「そうなんです、太ももが凄い子だと思って!」と、勢いを付けて回答してくれた。
また、先日撮影してきたという写真も、初披露された。本人や衣装はもちろん、テーブルに置かれたかごの中にはウニが入れられていたり、腰までの大きさのタルを用意するなど、制作側のこだわりがもの凄く詰まった撮影だったそうだ。なお、それら写真は追々公開されるとのことで、楽しみに待ちたい。
最後に、さまざまなキャンペーンの告知が行なわれたが、それらの詳細は既に掲載されている関連記事なども参考にして欲しい。
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