ニュース
ベンキュー、ゲーミングモニターの新ブランド「MOBIUZ」をお披露目
HDR標準搭載&スピーカー内蔵。次世代機にも適した高機能と高コスパがウリ
2020年9月25日 18:37
ベンキュージャパンは9月25日、東京ゲームショウ2020 オンラインにおいて新ブランド発表会を実施し、新ブランド「MOBIUZ(モビウス)」をお披露目した。9月17日に発売済みで、価格はオープンプライス。Amazon価格は、EX2510が28,318円(税込)、EX2710が32,545円(税込)。
「MOBIUZ」は、もともとBenQブランドでリリースしていたEXシリーズに付与された新たなブランドネーム。BenQといえば、ゲーミングブランドZOWIEの名前を冠したeスポーツモニターXLシリーズが有名だが、MOBIUZは“エンターテインメントモニター”として幅広いゲーマーを対象にしていく。
BenQは紫、ZOWIEは黒/赤に対して、MOBIUZはオレンジをイメージカラーに採用。ネーミングは“メビウスの輪”から着想を得ており、無限の躍動感、情熱をイメージしている。ゲーミングモニターとして良質なデザイン性と豊富な機能性を備えながら、高いコストパフォーマンスを実現し、PCゲーマーのみならず、プレイステーション 5やXbox Series Xユーザーにもアピールしていく考えだ。
デザイン性についてはベゼルレスデザインを採用し、台座もスタイリッシュに一新。treVoloテクノロジーを採用したスピーカーを内蔵してサウンドにもこだわっている。
パネルは、XLシリーズがハイリフレッシュレートかつ高応答性に優れたTNパネルで統一しているのに対して、美しさと色再現性に優れたIPSパネルを採用。HDRとブライトネスインテリジェンスプラス(B.I+)を組み合わせたHDRiテクノロジーを採用し、単にHDRに対応するだけでなく、明るさやコントラストをインテリジェントに制御してくれる。
また、BenQの最新パネルとして、Light Tunerという新機能も搭載、Black eQualizerが黒に視認性を上げる機能であるのに対して、Light Tunerは明るさ自体を調整する機能で、明るくするだけでなく、暗くすることもできるところが大きな特徴となっている。HDR標準対応モニターとして、明るすぎるような場合はLight Tunerを調整することで、眩しさを和らげることができる。
もちろんゲーミングモニターとしての性能も必要十分なものを備えており、リフレッシュレートは144Hz、応答速度はMPRTで1msと、IPSモニターとしては最高性能を誇る。パネルサイズは24.5インチ(EX2510)と27インチ(EX2710)の2種類を用意し、好みのサイズを選択できる。
そして最大の特徴はコスパの高さ。これだけの機能を備えながらEX2510が28,318円、EX2710が32,545円(いずれも税込、Amazon価格)に抑えている。次世代機の本体とソフトでお金を使いすぎて、それ以外のコストはできるだけ抑えたいというゲーマーにまさにピッタリの1台と言える。