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スマイルブーム、「PERACON 2020」不適切コメントについて徳留和人氏の処分を発表

9月9日発表

 スマイルブームは、CEDEC主催のゲームコンテスト「PERACON 2020」で、不適切とさせるコメントが行なわれた件について、代表取締役社長 小林貴樹氏の名で「PERACON 2020での弊社取締役による不適切なコメントにつきまして」と題したニュースリリースを行ない、審査員を務めていた同社取締役の徳留和人氏および、小林自身について処分を決定したと発表した。処分の内容は明らかにしていない。

 PERACON 2020は、既報の通り、審査員のコメントが「セクハラ、パワハラではないか」と物議を醸し、9月7日にはPERACON事務局が謝罪文を発表していた。

 今回処分が発表されたPERACON審査員の徳留和人氏は、PERACON 2020で最優秀賞を獲得した作品に対して「沈没するクソ会社に出すアプリ企画ですか?」とみだりに相手を罵倒し、あるいは他の作品においても作品についてまったく論評しないまま「クソ袋のまま朽ちてしまえ。」と応募者を侮蔑する言葉を投げつけるなど、不適切コメントの筆頭として名が上がっていた。

徳留和人氏(2008年の写真)

 スマイルブームは、リリースの中で「PERACON 2020応募者の皆様への敬意に欠ける数々の発言は、応募者の皆様をはじめ、関係者の皆様に大変不愉快な思いをさせてしまい多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。今回の誠意に欠ける数々の発言は、楽しい物を作る若い皆様を応援していきたいという弊社のポリシーに全く反するものです。」とコメントしている。リリース全文は以下の通り。

【PERACON 2020での弊社取締役による不適切なコメントにつきまして】
この度、CESA(一般社団法人 コンピュータエンターテインメント協会)様主催のPERACON 2020におきまして、審査員である弊社取締役徳留和人による不適切な審査コメントがありました。
PERACON 2020応募者の皆様への敬意に欠ける数々の発言は、応募者の皆様をはじめ、関係者の皆様に大変不愉快な思いをさせてしまい多大なるご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。

今回の誠意に欠ける数々の発言は、楽しい物を作る若い皆様を応援していきたいという弊社のポリシーに全く反するものです。

弊社として、今回の事態を重く受け止め、社内規定等に則り代表取締役及び当該取締役の処分を決定いたしました。
今後の再発防止に努めるべく、取締役を含めた弊社関係者全員の教育を徹底し、二度とこのようなことが生じないよう組織的な体制を整えて参ります。

改めまして、多くの方に不愉快な思いをさせてしまいましたことを心から深くお詫び申し上げます。

2020年9月9日 株式会社スマイルブーム 代表取締役 小林貴樹