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PERACON 2020、審査員コメントについて謝罪文を発表
2020年9月9日 00:51
- 9月8日発表
PERACON事務局は9月8日、審査員のコメントが「パワハラ、モラハラではないか」と一部で批判を集めていた件についてコメントを発表した。問題とされた審査コメントは、対象の審査員のみならず、全員分が削除され、「不適切な箇所について訂正の上」、後日掲載するとしている。
PERACONは、ゲーム開発者向けカンファレンスCEDECの1部として毎年実施されている「ペラ企画コンテスト」。事前に設定されたテーマに沿った企画コンセプトをA4用紙1枚にまとめ、その出来を競う。審査委員長には「ゼビウス」のクリエイターとして知られる遠藤雅伸氏を筆頭に、実績のあるゲームクリエイターが名を連ねている。
しかし、PERACON 2020の審査コメントには、遠藤氏をはじめ、複数の審査員から、作品に対する評価を大きく逸脱した応募者の人格を否定するような内容が散見され、ゲーム業界の内外から批判を集めていた。
PERACON審査員の方々へ。一般投票は当てにならないです、一見してクソと思う作品は読み込むだけ時間の無駄なので、「カス」とか「業界から消えろ」とか短く応援の言葉を書いて、即「そうでもない」してください。#PERACON
— 遠藤雅伸 (@evezoo)August 29, 2020
PERACON事務局が発表したコメント全文は以下の通り。なお、この件について、審査委員長を務める遠藤雅伸氏はコメントしていない。
【PERACON 2020 審査員コメントについて】
この度は、PERACON 2020の一部の審査員コメントに不適切な発言があり、応募者の皆様にご不快な思いをさせてしまう記述がありましたこと、深くお詫び申し上げます。今後、このようなことのないよう運営体制の見直しを含め再発防止に努めてまいります。
審査コメント等不適切な箇所について訂正のうえ、後日掲載させていただきます。