CD PROJEKT RED、次世代機版「ウィッチャー3 ワイルドハント」開発を発表

　CD PROJEKT REDは、アクションRPG「ウィッチャー3 ワイルドハント」のPlayStation 5版、Xbox Series X版の開発を発表した。発売時期は未定。

　「ウィッチャー3 ワイルドハント」は2015年にリリースされたタイトルだが、様々なハードに移植されている。アンドレイ・サプコフスキ氏による小説シリーズをベースにしており、中世ヨーロッパを思わせる世界で、怪物退治の専門家「ウィッチャー」として生きるゲラルトの冒険を描く。広大なフィールド、エキサイティングな冒険、魅力的なキャラクターが織りなすドラマは、多くのファンを獲得した。

　次世代機版ではレイトレーシングやロード時間の高速化、ビジュアル面・技術面のアップグレードが、本編、拡張ストーリー（追加コンテンツ）に対して施される。既にPlayStation 4版、Xbox One版、PC版の本作を購入したユーザーは、オンラインアップグレードプログラムを適用することにより、次世代版のプレイが可能となる。また、次世代版は単体としても発売予定とのこと。

　なお、海外ではアップグレードは無料で行なわれるが日本の場合は不当景品類及び不当表示防止法に関わる判断で有償となる。CD PROJEKT REDはこのアップグレードにかかる金額はできるだけ少額にしたいと考えているという。ちなみに11月に発売される「サイバーパンク2077」においては、あらかじめPlayStation 5またはXbox Series Xでプレイできる権利を含んだ製品として発売されるので、無償アップグレードとなるという。