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マウスコンピューター、クリエイター向けPCブランド「DAIV」より15.6型ノート「DAIV 5N」シリーズを発売

約19.9mmの薄型デザインにCore i7-10875HとRTX 2060を搭載

7月9日 発売

【標準モデル】

価格:179,800円(税別)

【Office セット モデル】

価格:204,800円(税別)

 マウスコンピューターは、クリエイター向けPCブランド「DAIV」より、最新の第10世代インテル Core i7-10875H プロセッサーと、GeForce RTX 2060を搭載した15.6型ノートモデル「DAIV 5N」シリーズを発売する。価格は6GBメモリ、512GB NVMe SSDを搭載した標準モデルが179,800円(税別)。Office セット モデルが204,800円(税別)。BTOに対応している。

 本製品は、sRGB比約100%の色域に対応した15.6型液晶を搭載したクリエイター向けPC。8コア、16スレッドのCPUと、GeForce RTX 2060の性能を最大限に引き出すため、230WのACアダプタに合わせた電力設定を行なうことで、2019年モデル(以下、従来製品)よりも10mm薄い厚さ約19.9mmのスリムなデザインながら、マルチスレッド性能で約42%、3Dグラフィックス性能で約18%と大幅にパフォーマンスが向上している。

【「DAIV 5N」シリーズ】
※画像はイメージ

製品特徴

マグネシウム合金を採用した、重さ約1.77kgのクリエイター向けPC

 sRGB比約100%の色域に対応しており、外出先でも写真や映像を高い色再現で確認することができる。

 15.6型フルHDノングレア液晶のディスプレイは、4辺すべてがナローベゼルになっており、従来製品よりも約9%小型化している。本体の天板とパームレスト面の外装にマグネシウム合金を採用することで、重量を約1.77kgに抑えている。

高い色再現
マグネシウム合金採用で約1.77kgを実現

インテル Core i7-10875H プロセッサーとGeForce RTX 2060搭載

 本製品は、CPUに最新の第10世代インテル Core i7-10875H プロセッサーと、6GBのビデオメモリを持ったGeForce RTX 2060を搭載。カスタマイズにより、最大64GBのメモリと、2枚のNVMe SSDを搭載することができる。

マルチスレッド性能比較/3Dグラフィックス性能比較

※マルチスレッド性能については、CINEBENCH R20における、CPU(Multi Core)の測定結果に基づくもので、グラフィックス性能については、3DMARKにおける、Time Spy Totalの測定結果に基づいている。

3DMark(R) is a registered trademark of Futuremark Corporation.

 500枚の写真現像に要する時間は、従来製品の16分23秒に対し、本製品は15分55秒と、約28秒作業時間が短縮されている。また、メモリを増設することで、さらに約1分46秒短くなり、より快適な動作を得られる。4K動画のエンコードに要する時間は、従来製品では約21分32秒のところ、本製品では約9分55秒と、作業時間を半減する約11分37秒の時間短縮結果が得られており、動画編集用途で高いパフォーマンスを発揮する。

 写真現像における処理時間は、Adobe Lightroom Classicにおける、RAWデータ500枚(約12GB)の書き出し時間の測定結果に基づくもの。また、動画エンコードにおける処理時間は、Adobe Premiere Proにおける、4K 動画10分のApple ProRes 422コーデックへのエンコード時間測定結果に基づいている。

写真現像における処理時間比較
動画エンコードにおける処理時間比較

マルチスレッド性能、3Dグラフィックス性能、写真現像における処理時間、動画エンコードにおける処理時間の比較構成について

【本製品(標準構成)】
 インテル Core i7-10875H プロセッサー
 GeForce RTX 2060
 メモリ16GB
 NVMe SSD

【従来製品(DAIV 5N 2019年モデル)】
 インテル Core i7-9750H プロセッサー
 GeForce RTX 2060
 メモリ16GB
 NVMe SSD

※パフォーマンスモードにて測定。スコアは、自社測定による参考値。使用するデバイスやその他の要因によって測定結果は変動する。

【厚さの比較】
高いパフォーマンスをスリムデザインで実現している

安定したパフォーマンスを発揮し、VRや開発環境でも安心の「Discrete モード」対応

 本製品は、処理速度と電力消費のバランスを負荷状況に応じて自動制御する「MS Hybrid モード」と、負荷状況に関係なく、常に高性能グラフィックスのGeForce RTX 2060を用いて映像処理を行なう「Discrete モード」を、BIOS設定により切り替えができる。

 自動制御との相性問題により、ノートPCでは本来の性能が発揮できなかった開発環境やアプリケーションでも、常に安定したパフォーマンスを引き出し、VRコンテンツ制作などの用途にも利用できる。また、持ち運びやすいスリムデザインながら、VR機器の接続性などにも使いやすいHDMI端子やUSB Type-A端子を内蔵しており、展示会や実演デモなどにも利用することができる。

Discrete モードの動作イメージ
利便性の高いI/O端子を内蔵

Thunderbolt 3、Wi-Fi 6による高速転送と、新開発キーボードにより作業生産性を向上

 左サイドには、超高速データ転送を可能にするThunderbolt 3端子を搭載。SSDなどの高速な外部ストレージや、10GbE対応の外付けネットワークアダプタ、外部ディスプレイなどの接続が可能。最大で2.4Gbpsの高速通信が可能なWi-Fi 6と、1Gbpsの有線LANの両方に対応しており、利用環境に合わせてネットワークの接続方法を選択できる。なお、最大40Gbpsの高速データ転送には、製品仕様・規格上の理論値で、連続160MHz帯域に対応したHT160機器が必要となる。

Thunderbolt 3で豊富な周辺機器を活用

 キーボードは、新配列の日本語キーボードで、15.6型としては小さなフットプリントながら、約18.75mmのキーピッチと、3列レイアウトのテンキーを確保したほか、Windows Helloに対応した顔認証カメラを内蔵し、パスワードレスでのログインにも対応するため、効率的に作業を行なうことができる。

日本語に最適化された配列キーボードを新規開発

製品仕様

【DAIV 5N/標準モデル】
CPU:インテル Core i7-10875H
GPU:GeForce RTX 2060/インテル UHD グラフィックス
チップセット:モバイル インテル HM470 チップセット
メモリ:16GB(8GB×2)/最大 64GB(32GB×2) PC4-21300 DDR4 SODIMM
ストレージ:512GB(NVMe 対応) M.2 SSD
液晶ディスプレイ:15.6型 フルHD ノングレア(LED バックライト/sRGB 比 約100%)/解像度 1,920×1,080
サイズ:355.5×236.7×19.9mm(幅×奥行き×高さ)折り畳み時/突起部含まず
重量:約1.77kg(付属品およびケーブル類の重量は含まない。製品の構成により重量は増減する)
OS:Windows 10 Home 64 ビット
価格:179,800円(税別)

□「DAIV 5N」製品ページ
https://www.mouse-jp.co.jp/creator/note/5n/