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「ポケモン ソード・シールド」の売上は1,737万本! 任天堂、第80期定時株主総会の報告書を公開

「あつ森」はSwitch用ソフトとして過去最大の滑り出し

6月26日 公開

 任天堂は第80期定時株主総会を6月26日に実施し、「第80期 報告書」を公開した。

 報告書によれば2019年11月に発売された「ポケットモンスター ソード・シールド」は1,737万本、3月に発売された「あつまれ どうぶつの森」はNintendo Switch向けソフトとしては過去最大の滑り出しを見せて1,177万本を売り上げた。また、新型コロナウイルス感染症の影響により、2月から3月にかけてNintendo Switch本体および周辺機器、「リングフィット アドベンチャー」の生産及び出荷の遅延が一部地域で発生したが、業績への影響は限定的であったという。

ポケットモンスター ソード・シールド
あつまれ どうぶつの森
リングフィット アドベンチャー

 これらの結果により、第80期のハードウェアの販売台数は前期比24.0%増の2,103万台、ソフトの販売本数は前期比42.3%増の1億6,872万本を記録。さらにダウンロードソフトや追加コンテンツの売上も順調、かつNitnendo Switch Onlineによる売上が年間を通じて計上されたことにより、デジタル売上高は前期比71.8%増の2,041億円となった。また、モバイルビジネスでも「Mario Kart Tour」をはじめ配信済みアプリが継続的にプレイされていることにより、モバイル・IP関連収入等は前期比11.5%増の512億円となった。

Mario Kart Tour

 今後の方針としては「任天堂IPに触れる人口の拡大」を基本戦略として、面白く独創的な商品やサービスの企画開発に取り組むほか、任天堂IPやニンテンドーアカウントを活用したビジネスを推進。ユーザーとの長期的な繋がりの構築を目指すという。