CERO、5月7日より業務再開を発表

　特定非営利活動法人コンピュータエンターテインメントレーティング機構（CERO）は、ゴールデンウィーク明けの5月7日より、審査業務を再開することを明らかにした。

　CEROは、政府の新型コロナウイルス感染症に関する緊急事態宣言および東京都の外出自粛要請を受け、4月8日より臨時休業に入っていた。臨時休校期間は5月6日までとしており、政府の5月31日までの緊急事態宣言の延期を受け、その動向が注目されていたが、職員や審査員の感染予防策を強化した上で、5月7日より業務を再開する方針が発表された。

　CEROが臨時休業に踏み切ったことで、ゲームソフトの審査の遅れ、その影響によるゲームソフトの発売延期が懸念されていたが、事態解決に向けて一定の目処が示されたことになる。

　ただし、フルタイム勤務ではなく、CEROのスタッフは、オフピーク通勤と、午前10時から16時までの時短勤務での対応となるという。また、早期にテレワークを導入するための準備も進められているとしている。