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日本一ソフトウェアのホラーADV「夜、灯す」情報第2弾

舞台となる女子高に通う5人の少女たちや、世界観、システムを紹介

7月30日 発売予定

価格:6,980円(税別)

CEROレーティング:審査中

プレイ人数:1人

 日本一ソフトウェアは、プレイステーション 4/Nintendo Switch用ホラーアドベンチャー「夜、灯す」の、登場キャラクターやシステム、世界観の最新情報を公開した。

 本作は、女子高での日常生活を送りながら、絆を深めていく5人の女の子たちを描いたホラーテイストのテキストアドベンチャー。今回は、登場人物のサンプルボイス、システムと世界観を紹介したい。

登場人物

十六夜 鈴 CV:長野佑紀
サンプルボイス

 幼少期に遠い親戚だったおばあちゃんに引き取られて、今はお寺で二人暮らしをしている。明るい性格で人望も厚く、幼い頃におばあちゃんから琴を習っていたこともあり、現箏曲部のエースでもある。夏休み初日、みんなで怪談話をした日を境目に、見ず知らずの「お姉さま」の夢を見るようになる。

青柳 真弥 CV:河野ひより
サンプルボイス

 鈴の小学校時代からの幼馴染。鈴の好物は全て把握しているほど、鈴のことが大好き。お菓子作りが得意で、箏曲部に差し入れを持ってきたりとしっかりしたところもあるが、少々引っ込み思案で、重度の怖がり。

田鎖 麗子 CV:大坪由佳
サンプルボイス

 普段はおっとりとマイペースで、累の暴走や鈴のおっちょこちょい、真弥のうっかりを微笑ましく見守るが、いざという時は頼れるしっかり者のお姉さん。おばあちゃんが学園の理事長というお嬢様でもある。

舞原 累 CV:都丸ちよ
サンプルボイス

 良くも悪くも元気で真っ直ぐな彼女は以前、陸上部に所属していたが、足の怪我を理由に引退して箏曲部に転部。自分に琴を一から教えてくれた部長を心から慕っている。

皇 有華 CV:望月舞衣
サンプルボイス

 夏休みに転校してきた転校生。その容姿は鈴の夢の中の「お姉さま」にそっくり。実家は筝曲界の名高い流派で、自身の琴の腕も一流だが、人付き合いも愛想も見られない、謎の多い少女。幼い頃に拾ったという「手帳」を大切にしており、そこには神楽原女学園にまつわる古い日記が記されている。

武沢 麻理乃 CV:千田葉月
サンプルボイス

 箏曲部をまとめる現部長。「音を楽しく」をモットーに、皆が楽しく演奏することを一番大切に思っている、面倒見の良い先輩。入部早々に孤立する有華を心配していたが、有華の呼び出しに向かった矢先、転落事故で意識不明となってしまう。

武沢麻理乃

学園のとあるひとつの怪談話から始まる、奇妙な巡り合わせ

 神楽原女学園・箏曲部に通う鈴たち4人は、秋のコンクールに向けて鈴の住むお寺で夏休みの自主合宿に励んでいた。女子校育ちの仲良し4人組が、泊りがけの合宿で盛り上がらない訳がなく、合宿の初日に夏の夜にお寺といえば…なんて安直な発想から、累が学園にまつわる、ひとつの怪談を話し始める。

泊りがけの合宿で盛り上がる4人

プロローグ・怪談

 大正時代のこと。休日の外出も禁止された、町の外れにひっそりと佇むとある全寮制のお嬢様学校では、卒業までの間「姉妹」になる、「疑似姉妹」という秘密の遊びが流行していた。お互いの一番大事なものを交換し、お互いが特別な存在である誓いを交わす。

お互いの一番大事なものを交換

 ある日、「疑似姉妹」の契約を交わした二人が、誓いの象徴を抱きしめたまま心中をした。だが教師たちはそれを元の所有者へと戻し、事故死としたのだ。死ねば引き裂かれることはないと決意して命を絶ったのに、死して尚絆を引き裂かれた二人は、どれほどこの世に未練を残したことか。

 時を経て、学校は衰退し廃校となったが、その直後から近所からはおかしな苦情が相次いだ。何かを探す美しい女生徒が現れ、すすり泣く声が聞こえると。悲しくすすり泣く、少女のこんな声が。

 カ エ シ テ

キーワード・旧校舎

 舞台となる神楽原女学園には、大正時代から続く古く廃れた「旧校舎」が存在する。現在は立入禁止となっているが、そこには「幽霊が出る」という噂が語り継がれている。

立ち入り禁止の旧校舎
そこには……

キーワード・鈴の夢

 鈴は、皆で自主合宿をした初日から、見ず知らずの「お姉さま」を夢に見るようになった。この「お姉さま」は誰なのか、累から聞いた怪談に関係しているのか、と不思議に思う鈴だったが、夢の中の「お姉さま」との時間は心地良く、鈴は特に気にもとめていなかった。

 しかし、その「お姉さま」の姿は夏休みに転校してきた皇有華そのものだった。

夢の中の「お姉さま」

キーワード・転校生

 転校生・有華は、夏休みの初めという妙な時期に転校してきた。休み明けの筝曲コンクールに参加するためだと言うが、入部早々本人は「皆と練習するつもりはない」と、筝曲部の面々と足並みを揃える気を見せなかった。

 転校は本人の意志では無いのでは、と心配する鈴たちだったが、有華は自ら望んで「神楽原女学園・箏曲部」に転入して来たという。

転校生の皇有華

キーワード・箏曲部

 鈴たちが所属する神楽原女学園の筝曲部は、学園の中でも長く続く、歴史ある部活。筝曲界でも名高い有華の家元と交流があった程に以前は栄えていたが、麗子の祖母が理事になったのを最後に、その伝統も絶たれた。初心者の入部も多く、皆で「楽しい」演奏を大事にしていた部の雰囲気は、有華の入部を機に不穏となる。

箏曲部に通う鈴たち4人
学園の中でも長く続く、歴史ある部活

4つのキーワードが絡み合うその先は……

 平穏な毎日を過ごしていた少女たちの日常は変わり始め、鈴や真弥、麗子、累の4人、そして有華たちの関係や絆は次第に深まっていく。切なく響く箏の音とともに彼女たちの絡み合う縁の行き着く先は、はたしてどこへ向かうのか。

【イベントスチル】
【スクリーンショット】