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「DEAD OR ALIVE 6」、アップデート無期限休止を発表

サービスは継続するも、eスポーツタイトルとしては終了へ

4月14日アップデート終了

 コーエーテクモゲームスは4月14日、PS4/Xbox One/PC用格闘ゲーム「DEAD OR ALIVE 6」について、本日導入されたv1.22をもってアップデートを無期限で休止すると発表した。無期限休止の理由は明らかにしていない。

 「DEAD OR ALIVE 6」は、旧テクモを代表する人気シリーズ「DEAD OR ALIVE」の最新作として2019年3月にリリースされた対戦格闘ゲーム。「ストリートファイターV」や「鉄拳7」、「大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL」など、日本eスポーツ界の最激戦区といっても過言ではない格闘ゲームの分野において、その一角を占める存在を目指した開発された意欲作だった。

 しかし、その前哨戦として出展したEVO JAPAN 2019において配信内容に問題があると判断され、配信を停止されるなどトラブルが発生。その影響からEVO 2019にも選出されず、非常に厳しい立ち上がりとなった。2019年9月には満を持してJeSUの公認タイトルとして、国内でプロゲーマーの認定や、高額賞金付きの大会が開催できる環境が整ったものの、最終的に「アップデートの無期限休止」という判断となった。

【重要なお知らせ】

 アップデート無期限休止となったことで、常に進化を求められるeスポーツタイトルとしては厳しい状況になったものの、ゲームプレイや、オンライン対戦、ランキングなどは今後も引き続き利用できるという。

 運営チームが公開した「重要なお知らせ」によると、基本無料版のダウンロードは300万を達成し、新規ユーザーも増え続けていたとしている。「またいつか、もっと面白いもの届けられるよう頑張ります」と結んでおり、次回作の準備スタートという見方もできそうだ。今後の発表に注目したいところだ。