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「FFXIV」パッチ実装スケジュール遅延について、吉田直樹氏が公式サイトでアナウンス

4月10日発表

 プレイステーション 4/Windows/Mac用MMORPG「ファイナルファンタジーXIV(以下、FFXIV)」の今後の実装スケジュールについて、プロデューサー兼ディレクターの吉田直樹氏が、公式サイトで現在の状況をアナウンスした。

「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によるFFXIV開発/運営への影響について」

 サイトでは、パッチ5.25はスケジュール通りリリースすることができたが、新型コロナウイルス感染症の影響によってスケジュールが遅延しており、6月下旬に予定されていた次回の大型アップデート「パッチ5.3」は、リリースが遅れることが発表された。吉田氏によれば、以下のような理由でパッチのスケジュールは大きなダメージを受けている。

・東アジアおよび欧米諸国の都市封鎖(ロックダウン)によるグラフィックデータの制作遅延
・欧米諸国の都市封鎖によるキャラクターボイス収録の遅延
・東京開発チームの在宅勤務/自宅待機による発注や開発の遅延
・運営チームおよびQAチームの在宅勤務/自宅待機による稼働低下

 パッチ5.3については、「遅延が2~3週間で済むのか、1か月単位となるのか、現時点では予測が立っておりません」という状況だそうだ。

 現在はスタッフが在宅勤務での運営を行なっており、運営にはおおむね支障はないが、バグフィックスなど一部難しい部分もあるようだ。誰もがつらい時期ではあるが「このような状況ではありますが、だからこそ普段行かないコンテンツへの挑戦や、育成できていないジョブのレベリングなど、FFXIVの世界で仲間や友達と共に笑い、大いに楽しんでいただけますと幸いです」と吉田氏。

 開発スタッフの安全と共に、一刻も早い現状の終息を祈るばかりだ。