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タミヤ、1/48スケールプラモデル「百式司令部偵察機 III型」発売中

小林 昇氏が開発史や戦歴をつづった解説小冊子が同梱

発売中

価格:3,740円(税込)

 タミヤは、プラモデル「1/48 百式司令部偵察機 III型 (解説小冊子付き)」を3月28日より発売している。価格は3,740円(税込)。

 「百式司令部偵察機」は、日本陸軍が世界に先駆けて開発に着手し、1939年に完成した戦略偵察機。本商品は、I型、II型に次いで登場したIII型の1/48スケールプラモデル組み立てキットとなる。「日本プラモデル六〇年史」などで知られる小林 昇氏が開発史や戦歴をつづった解説小冊子も同梱される。

【「百式司令部偵察機 III型」について】

 「百式司令部偵察機 III型」は、空気抵抗の減少を徹底的に追求した流線形の機体に出力1,500馬力の三菱ハ112エンジンを2基搭載。上昇限度10,000mの高空性能、4,000kmの長大な航続距離に加え、太平洋戦争当時の日本機として最速の時速630kmを誇った。1944年から実戦に参加したIII型は、中国大陸や東南アジア、太平洋戦域などで敵地の奥深くに侵入。高速力を活かして迎撃を振り切り、貴重な情報を収集する困難な任務に飛び続けた。

「1/48 百式司令部偵察機 III型 (解説小冊子付き)」の特徴を紹介

 空力性能を追求した流れるような美しいスタイルが実機そのままに1/48スケールでプラモデル化されている。パッケージ天面にはメタル調のステッカーが貼り付けられており、大型の風防は6分割のクリヤーパーツで構成。なめらかな形状が再現されている。

 操縦席や偵察員席など、機体内部も精密感あふれる仕上がりで、前期・後期の2種類のプロペラとスピナーが選択できる。パイロットと偵察員の人形が各1体付属。マーキングは飛行第10戦隊や飛行第15戦隊、独立飛行隊第55中隊など4種類が用意されている。サイズは、229×306mm(全長×全幅)。