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「The Wonderful 101: Remastered」がPS4/Switch/Steamで6月11日発売決定
各プラットフォームに合わせた操作性の改善や、数々の改修・調整を実施
2020年2月27日 00:00
- 6月11日 発売予定
- 価格:
- 【パッケージ版】
- 4,980円(税別)
- 【ダウンロード版】
- 3,980円(税別)
プラチナゲームズは、プレイステーション 4/Nintendo Switch/Steam用アクション「The Wonderful 101: Remastered(ザ・ワンダフル ワン・オー・ワン:リマスタード)」の国内における一般販売を決定した。発売日は6月11日で、価格はパッケージ版が4,980円(税別)、ダウンロード版が3,980円(税別)。Nintendo Switch Liteにも対応する。
「The Wonderful 101(ザ・ワンダフル ワン・オー・ワン)」は、2013年8月24日にWii U専用タイトルとして発売された、ディレクターの神谷英樹氏によるユナイト・アクションゲーム。同社は2月3日より、各プラットフォームへの移植などを目標にKickstarterによるクラウドファンディングキャンペーンを開催。多くの支援により、Switch/Steam/PS4の順で国内販売が決定した。キャンペーンは3月7日5時(日本時間)まで開催される予定だ。
今回発売される「The Wonderful 101: Remastered」は、各プラットフォームに合わせた操作性の改善や、画質の向上などが行なわれたものとなる。収録言語は、日本語/英語/フランス語/イタリア語/ドイツ語/スペイン語(音声は日本語と英語のみ)。パッケージ版には、初回限定特典として、スペシャルステッカーが同梱する。
【「The Wonderful 101」ディレクター 神谷英樹氏コメント】
皆さん、お久しぶりです。プラチナゲームズ、チーフゲームデザイナーの神谷英樹です。今から約7年前、僕は「The Wonderful 101」というゲームを作りました。
今でこそ、僕は会社のエラい人の立場におりますが、当時は商売のことは深く考えず(今もですが)、ただ我武者羅にゲーム作りに打ち込み、絶対の自信作と言える作品を作り上げました。それが僕の監督作6作目に当たる「The Wonderful 101」だったわけですが、残念ながら、この作品は商業的に成功と言えるほどの結果を出すことはできませんでした。
ただ、僕はこれを「失敗」とは思いませんでした。もちろん今も思っていません。なぜならゲームを作る人間にとって、「失敗」とはそのゲームを遊んでくれた人を失望させることであり、「The Wonderful 101」は、そもそも作品への評価自体を多く集めるに至っておらず、その答えがまだ明らかになっていないからです。
ところが今回、この「The Wonderful 101」は、その評価を再び世に問うチャンスを得ることができました。
ユーザーの「遊んでみたい」というたくさんの声と、我々製作に関わったスタッフの情熱が奇跡を起こし、Nintendo Switch、PlayStation 4、そしてSteamのマルチプラットフォームで蘇ることになったのです。
しかもただの移植ではありません。各プラットフォームに合わせた操作性の改善や、遊びやすさ・分かりやすさを広げる数々の改修・調整を行ない「The Wonderful 101: Remastered」と名前も新たに、決定版とも言える作品へと生まれ変わりました。ハードウェア性能の向上に合わせ、画質やフレームレートも高品質にアップグレードされています。
この作品には、我々の持てる力の粋を集めた「プラチナ魂」が込められています。
皆さん、どうかこの作品を遊んで、我々プラチナゲームズへの評価を存分に下してください。我々は、逃げも隠れもいたしません。
©PlatinumGames Inc.