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中村悠一氏が語る「METAL BUILD ガンダムエクシアリペアIV」への想い
公開は3月1日まで! 「TAMASHII Cyber Fes」特別番組21日、22日分の見所紹介
2020年2月27日 13:55
BANDAI SPIRITS コレクターズ事業部が、3日間に渡って開催したオンライン上で行なわれる初の“フィギュアエンターテインメント バーチャルイベント”「TAMASHII Cyber Fes 2020」。このイベントではフィギュアの新作展示に加え様々な特別番組が公開された。
イベントは終了したが一部の番組はアーカイブ化されてみることができる。声優の中村悠一さんと、アニメ監督の水島精二氏をゲストに迎えた「METAL BUILD新商品発表番組」は、公開された新商品「METAL BUILD ガンダムエクシアリペアIV」をテーマにたっぷり魅力や背景が語られる。また、「おっさんずロボ -おっさんによる、おっさんのためのロボトーク番組」は様々な新商品の魅力が熱く語られる見所たっぷりの番組だ。
「METAL BUILD新商品発表番組」の公開は3月1日までとなる。本稿では21日、22日に放映された番組の見所を紹介していこう。
グラハムのキャラクター性や商品の魅力に迫る「METAL BUILD新商品発表番組」
「TAMASHII Cyber Fes」のオープニングセレモニーとなったのが、21日にライブ配信された「METAL BUILD新商品発表番組」である。ここでは第1弾の目玉商品である「METAL BUILD ガンダムエクシアリペアIV」が紹介された。番組ではゲストにこのガンダムエクシアリペアIVに搭乗するキャラクターであるグラハム・エーカーを演じる声優の中村悠一さん、「機動戦士ガンダム00」シリーズの監督である水島精二監督が登場し、商品の背景が語られた。
グラハムは「機動戦士ガンダム00」でも特に印象に残るキャラクターだ。主人公・刹那のライバルとして彼のガンダムを執拗に追うキャラクターで、「乙女座の私には、センチメンタリズムな運命を感じずにはいられない」などセリフ回しもユニークだ。アニメ2期には“仮面で顔を隠したキャラクター”にもなる。番組ではエクシアという機体の特徴や、グラハムの変遷などが語られた。
公開された「METAL BUILD ガンダムエクシアリペアIV」は、ダイキャストにより、より一層印象的になった左腕の独特な質感や、“7つの剣”を持つユニークな武装が紹介された。MCの土田晃之さんの試作品を手にしたときのうれしそうな表情など、「METAL BUILD ガンダムエクシアリペアIV」の魅力を深掘りした番組となっている。
ダイラガーを合体させよ! 難問続出の「マニア VS BANDAI SPIRITS社員! 魂のフィギュア愛対決」
「マニア VS BANDAI SPIRITS社員! 魂のフィギュア愛対決」は、ホビーライターとBANDAI SPIRITS社員が戦うというかなり濃い番組。「魂ネイションズのブランド名を全部答えよ」という問題は、ドット一個、半角スペースの間違いすら許さないシビアな判定。社員の知識にライターがどこまで食い下がれるかが見所だ。
「超合金魂 GX-88 機甲艦隊ダイラガーXV」はアニメの歴史に残る15体合体のロボット。番組ではどちらのチームが早く組み立てるかを競う。「ROBOT魂 〈SIDE MS〉MS-06R-2 ジョニーライデン専用高機動型ザクII ver. A.N.I.M.E.」のマーキングを当てる問題では、説明書制作スタッフが、「説明書にはマーキングが書かれてない」と思わず言ってしまったり、見ているこちらがそのマニアックぶりに圧倒されてしまう場面も多い番組だ。
マッハウインディの名台詞も飛び出す! 「おっさんずロボ」
22日に放映された「おっさんずロボ -おっさんによる、おっさんのためのロボトーク番組-」も非常に濃い番組だ。声優の置鮎龍太郎さんは、27年前に演じた「疾風!アイアンリーガー」のキャラクター「マッハウインディ」の熱い台詞を叫びながら「超合金 アイアンリーガー マッハウインディ&ゴールドフット」を動かすなど、ファンにはたまらない場面が登場する。企画担当者であり、番組にも深く関わった岡崎聖氏の熱い思い入れも聞くことができる。
「スーパーロボット大戦」シリーズプロデューサーの寺田貴信氏、アニメ研究家の五十嵐浩司氏、「富野由悠季の世界」を企画した美術館学芸員・工藤健志氏というアニメロボットのエキスパートのゲストが濃く、深くロボットを語っていく。「超合金魂 GX-90 超電磁ロボ コン・バトラーV F.A.」の可動の面白さ、「HI-METAL R バッシュ」の作りの細かさなど様々な新商品を紹介しながら、目玉となる「GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITE RX-78-01 局地型ガンダム(ロールアウトカラー)」へ。本商品は「試作機1号」に換装可能なことが大きな特徴。可動やクオリティもセールスポイントだ。
自由にポーズがとれるフィギュアに芸人達が大ハマリ! 「フィギュア大喜利」
「TAMASHII Cyber Fes フィギュア大喜利」は、「魂ネイションズ」をテーマにした芸人達の大喜利大会。「3020年に売れるフィギュアはどんなフィギュア?」、「フィギュア写真で一言」などフィギュアに関するお題が出されたが、なぜか答えは「昼間仕事をしていないオッサン」度合いが高い答えに。
「ポーズで大喜利」は、「S.H.Figuarts ボディくん・ボディちゃん」を使ってお題に合わせたポーズをつけていくのだが、これに芸人達が大ハマリ、司会の川島明さんも驚くほどフィギュアに様々なポーズをつけ笑いを取っていた。フィギュアが思い描いたポーズをとれること、そのことでの面白いギャグという相乗効果が楽しい番組となっている。