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「METAL ROBOT魂 ガンダムバルバトスルプスレクス」のテイルブレードの造形も見れる!
オンラインフィギュア展示会「TAMASHII Cyber Fes」の見所を紹介
2020年2月22日 12:00
2月21日12時よりスタートした「TAMASHII Cyber Fes」。「S.H.Figuarts」、「METAL BUILD」、「超合金魂」……魅力溢れるBANDAI SPIRITSコレクターズ事業部のフィギュア/アクションフィギュアの最新作をオンラインでたっぷり楽しめるという、初の“フィギュアエンターテインメント バーチャルイベント”である。
昨夜公開されたばかりの「METAL BUILD ガンダムエクシアリペアIV」を始め、今回初公開となる「S.H.Figuarts(真骨彫製法) 仮面ライダー響鬼紅」、「超合金魂 GX-29R ブラックオックス」、「ROBOT魂 <SIDE MS> RGM-79 パワード・ジム ver. A.N.I.M.E.」など数々の新製品がラインナップされているだけでなく、「CYBER GALLERY」では様々な角度で見れるMULTI VIEW、これまでのインタビューでの情報の深掘りなどができる。本稿は「TAMASHII Cyber Fes」のレポートとして、公開された新商品、コンテンツをピックアップして紹介していきたい。
バルバトスルプスレクス! ブラックオックス! 鬼滅の刃! 新商品の魅力を味わえる「CYBER GALLERY」、「LIBRARY」
100点以上の新商品を紹介する「CYBER GALLERY」は、今回のイベントのメインと言えるコンテンツだ。非常にたくさんのアイテムが展示されており、商品によってはサブコンテンツが用意されている。特に楽しいのがMULTI VIEW。マウスをドラッグすることで、フィギュアを様々な視点で見ることができる。
「S.H.Figuarts ウルトラマンタイガ トライストリウム」は、「S.H.Figuarts ウルトラマントレギア」と対峙するシーンをMULTI VIEWで見ることができる。実際の特撮番組のようなジオラマが作られ、見上げるようなカメラ位置で視点を動かせるのは迫力たっぷりだ。
「METAL ROBOT魂 ガンダムバルバトスルプスレクス」は非常に人気の高いアイテムだが、こちらもMULTI VIEWが用意されている。バルバトスルプスレクスの大きな特徴として、操縦者の意思で本体から離れ敵を攻撃する“しっぽ”「テイルブレード」が装備された。MULTI VIEWではこのパーツの長さを確認することができる。手の長さや目からの眼光を表現するエフェクトパーツも含め、バルバトスルプスレクスはまさに異形のMSといえる機体であり、その特徴をたっぷり見ることができる。
「超合金魂 GX-29R ブラックオックス」では、企画担当者であるコレクターズ事業部の岡崎聖氏による解説を聞くことができる。「S.H.Figuarts 名探偵コナン」シリーズはシリーズフィギュアを並べたMULTI VIEWが圧巻だ。お気に入りのアイテムはもちろん、それ以外のアイテムもとても興味がそそられる。ひたすらコンテンツを見る、というのも充分楽しい。
「LIBRARY」も濃いコンテンツだ。「Tony Stark's Suits Library」は、初公開の「S.H.Figuarts アイアンマン マーク1」を含む21もの商品を一気に紹介。トニー・スタークの「アーマーマニア」ぶりが堪能できる特集ページになっている。
人気急上昇の「鬼滅の刃」をモチーフとしたデフォルメフィギュア「Figuarts mini 鬼滅の刃」シリーズをテーマにした「きめさんぽ」ではフィギュアを様々な場所で撮影した写真を展示。思わず顔がほころんでしまうかわいらしい写真が満載となっている。フィギュア撮影のヒントとなるようなアングルもあり、ファンならずともチェックしておきたいところだ。
2月22日の特別番組はかなり渋くて濃い「おっさんずロボ」に注目!
「TAMASHII Cyber Fes」では、コンテンツはもちろん、毎日配信される特別番組にも注目。特に22日19時から配信される「おっさんずロボ -おっさんによる、おっさんのためのロボトーク番組」は、声優の置鮎龍太郎さん、「スーパーロボット大戦」シリーズプロデューサーの寺田貴信氏、アニメ研究家の五十嵐浩司氏、「富野由悠季の世界」を企画した美術館学芸員・工藤健志氏というそうそうたるメンバーで、特濃のロボ談議が期待できる。GUNDAM FIX FIGURATION METAL COMPOSITEの新商品も発表も期待したいところだ。
もう1つ人気芸人たちが「フィギュア縛り大喜利」に挑戦する「TAMASHII Cyber Fes フィギュア大喜利」も興味深いところ。「フィギュアのポーズ大喜利」など商品を使った芸人達のボケとツッコミが楽しい番組となるだろう。
会場に行かなければ見ることができなかった新作フィギュアをオンラインで楽しめ、目の前に商品があるかのようなMULTI VIEW、開発者に話を聞かなければ聞くことができないような商品を深掘りしたコンテンツなど、「TAMASHII Cyber Fes」はこれまでのコレクターズ事業部の取り組みの集大成であり、未来を提示するイベントと言える。ぜひチェックし、コレからのフィギュア文化に思いを馳せて欲しい。