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バンダイ、本社ビルをリニューアル! 今泉佑唯さんとクリスマスセレモニーを開催

企画展や歴史展示のある、訪れて楽しい場所に

11月21日開催

 バンダイは11月21日、浅草・駒形の本社ビルにてクリスマスに向け本社社屋のクリスマスラッピングを行ない、女優・タレントの今泉佑唯さんをゲストに迎えたクリスマスセレモニーを行なった。

 登壇したバンダイ代表取締役社長の川口勝氏は、「バンダイは1950年から浅草に本社を構え玩具を販売してきた。現在浅草は一大観光地として年間950万人以上の外国人観光客が来ており、バンダイ本社まで足を運ぶ人も多い。今回、クリスマスを前に本社の1階と2階をリニューアルした。アニメ・キャラクター、そして玩具の発信基地としていきたい」と挨拶した。

バンダイ代表取締役社長の川口勝氏
女優・タレントの今泉佑唯さん

 クリスマスセレモニーでは今泉さんはサンタクロースを思わせる赤を基調に白いファーのついた衣装で登場。子供達に最新のバンダイの玩具をプレゼントした。子供達とクリスマスを祝うために「たまごっち」のキャラクター・まめっちも登場。まめっちのかわいらしさに今泉さんもはしゃいでいた。

 今回のクリスマスセレモニーを記念し、8,270個のガシャポンのカプセルで作られたまめっちもお披露目された。8,750は、これまで全世界で売れた「たまごっち」の総計が8,750万個を突破したことにちなむ。このガシャポン製まめっちは今後もイベントなどで活躍するとのこと。

8,270個のガシャポンのカプセルで作られたまめっち
本社ビルにもラッピングを意識した飾り付けが
セレモニーで玩具を子供達に渡す今泉さん

 バンダイ本社ビルはビルの外にウルトラマンや仮面ライダー、パックマン、アンパンマンやまめっちといったキャラクターの立像が並んでいる。1階の受付フロアはカードダスの筐体や、カード、ベンダー、キャンディーなど各事業部の最新商品が並んでいた。しかしこれらは各事業部の関係者向けアピールという側面が強かった。今回のリニューアルはこれらの要素はそのまま、より観光客にも楽しんでもらい、玩具とバンダイの歴史を楽しいんでもらう要素をプラスしたのだ。

 今回のリニューアルにより、本社ビルの1階と2階が観光客や来場者に向けたものに改装された。1階は各事業部の新商品を展示するのは変わらないが、テーマに合わせた「企画展示」を実施。第1弾は2000年の「仮面ライダークウガ」から始まり、2019年の「仮面ライダー01」までの変身ベルトの展示コーナーが用意されている。この企画展示は今後も様々なものが考えられているという。

平成仮面ライダーを振り返る企画展示
各事業部の最新商品の展示

 ビルで最初に来場者を迎えるのが巨大モニターによる「デジタルインフォメーションウォール」。画面はタッチ式になっており、様々な年代のバンダイの商品を知ることができる。現在のホールには巨大クリスマスツリーが飾られ、その前のベンチには「機動戦士ガンダム」のシャアの立像が座っており、記念写真が撮れる。シャアの像は非常にクオリティが高く人気を集めそうだ。

バンダイのこれまでの商品を巨大タッチパネルで調べられる「デジタルインフォメーションウォール」
巨大クリスマスツリーと、記念写真が撮れるシャアの立像

 本社の2階は「BANDAI HISTORY」。ミュージアム形式で、過去のバンダイ商品や、ブームを作った商品などが展示されている。最新商品と言うよりバンダイの歴史を語る商品が多く展示されている。これまでのバンダイ本社以上に観光客が訪れて楽しい空間になっており、特にバンダイの歴史や、玩具の歴史に興味のある人には楽しめる。浅草に訪れた際は、足を運んでみてはいかがだろうか?

2階のミュージアムは年表形式になっており、バンダイの歴史を振り返れる
マジンガーZやライディーンなど、大ヒットを記録した超合金も
ゲーム機コーナーには、ワンダースワンはもちろん、バンダイがアップルと共同開発したピピンアットマークも!
世界戦略や、BANDAI SPIRITSの特色も紹介
玩具の歴史を語る上で見逃せない資料がそろう「BANDAI HISTORY」。時代を飾った玩具やなど、文化史を見ることができる