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エイベックス・テクノロジーズ、独自ゲームエンジンを保持しクラウドゲームを研究開発するfuzzを子会社化

11月7日 発表

 エイベックス・テクノロジーズは、独自ゲームエンジンの開発、新感覚コンテンツの企画開発や最先端CGのリアルタイムレンダリング、クラウドゲームの企画開発事業を展開する会社「fuzz」の過半数の株式を取得し、子会社化した。

 設計レベルからゲームエンジン開発に着手できるエンジニアが多数在籍するfuzzは、独自ゲームエンジンを使った受託開発に加え、自社提供プロダクトにおいては、既存の枠に捉われないコンテンツの企画・開発を行ない、ユーザーに新しい体験を提供している。近年、XR(VR、AR、MR)領域では、ゲーム開発で培われた技術が多く使われているVTuber、バーチャルアーティストやアイドルなどが台頭しており、エンタテインメント業界においてもそれらの技術は重要な役割となっている。

 同社は、fuzzを子会社化することにより、fuzzの持つ優秀なエンジニアリング技術や育成の仕組み、独特のエンジニアリング文化を事業に取り込み、新しいカルチャーを生むことで、アーティストのライヴにおける視聴者とのインタラクティヴなコンテンツ・サービス開発や、クラウドゲーム・モバイルゲームの開発等、新しいマーケットの創出を促進する。また、同社を成長させることで、今後普及が見込まれる5Gやクラウド化にも積極的に取り組み、新たな価値を創造していくとしている。