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クラシックな筐体で過去と未来にタイムトラベル! プリントシールマシン型トイ「青春のプリントシール」発売決定

11月21日 発売予定

価格:3,980円(税別)

 タカラトミーアーツは、 プリントシールマシン型トイ「青春のプリントシール」を11月21日に発売する。価格は3,980円(税別)。本体サイズは110×110×210mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は295g、アルカリ乾電池単4本サイズ2本(別売)で駆動する。

 「青春のプリントシール」はスマートフォンをセットすることで、プリントシール機を操作している感覚で写真撮影や加工ができる手のひらサイズのプロダクト。 マシン形状は今の“アラフォー世代”が学生だった頃の1995年に誕生した初期のプリントシール機をモチーフにしており、専用アプリを立ち上げた状態でスマートフォンをセットすると、本体両サイドのライトが点灯。 お金を入れた時にパッとライトがつく、という懐かしい感覚を呼び起こさせる仕様となっている。

 タッチ操作ではフレームやスタンプをスムーズに設定でき、 昔のプリントシール機を操作しているようなアナログ感と懐かしさはそのままに、写真撮影や加工が楽しめる。また、加工が済んだ画像は当時のプリントシール機同様分割状態も選択可能。スマートフォンに保存した画像はSNSで使用したり、コンビニや自宅でプリントできる。

 撮影方法は通常の撮影にあたる「ノーマルモード」と、 撮影した写真に時代指定をし、過去や未来風に加工して表示する「タイムトラベルモード」の2種類が用意されている。「ノーマルモード」では1995年当時に流行ったフレームデザインを模した「フレーム」を選択でき、「タイムトラベルモード」では「フレーム」選択のほか、 現在の「NOW」を基点として、「平成20年」、「平成10年」の過去と、「令和10年」、「令和?年」の未来に進むパターンの4つのうち1つを選び、指定した時代の雰囲気に加工することができる。

平成10年
NOW(現在)
令和?年

 さらに「タイムトラベルモード」ではプリントシール機の醍醐味である「スタンプ」で写真をデコって楽しむ機能も搭載されており、 「フレーム」や「スタンプ」のデザインは、「『盛り』の誕生-女の子とテクノロジーが生んだ日本の美意識-(太田出版、 2019年)」 の著者であり、 シンデレラテクノロジー研究者の久保 友香氏アドバイスのもと、 プリントシール機が誕生した当時に流行していた「フレーム」や時代的特徴のあるモチーフの「スタンプ」を採用。 より懐かしさ溢れる仕上がりを演出する。

スペシャルアドバイザー シンデレラテクノロジー研究者 久保友香氏のコメント

スペシャルアドバイザー シンデレラテクノロジー研究者 久保友香氏

 プリントシール機が登場した1995年は、カメラ付携帯電話もスマートフォンもありませんでしたが、プリントシール機の登場により、自ら操作するカメラで友達との顔写真を日常的に撮影する、いわば「自撮り」の概念が生まれました。最初からあった加工の機能は「フレーム」のみ。当時の女子高生が「フレーム」に熱狂した記憶を呼び起こすため、過去の資料を基にそのデザインの再現にこだわりました。また、本商品オリジナルモードである「タイムスリップモード」で使えるスタンプ機能には各時代に流行したヘアスタイルをリアリスティックに再現しました。