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年に1度の祭典!「ARC SYSTEM WORKS PRESENTS HALLOWEEN PARTY 2019」レポート!!

大会あり、物販あり、さらにコスプレあり! 何でもありのハロウィンイベント

10月26日~27日開催

会場:セガ池袋GiGO

 毎年恒例、アークシステムワークスが開催する、格闘ゲームのハロウィンイベント「ARC SYSTEM WORKS PRESENTS HALLOWEEN PARTY」が今年も2日間に渡って開催された。大会のタイトルは日で異なり、初日の26日は「BLAZBLUE DAY」、27日は「GUILTY GEAR DAY」となっている。

 今回、このイベントの初日であるBLAZBLUE DAYに参加してきた。大会は「BLAZBLUE CROSS TAG BATTLE(以下BBTAG)」の大紅白戦、「BLAZBLUE CENTRALFICTION(以下BBCF)」によるレディース大会、コスプレイヤー限定大会、大☆同キャラクター交流大会の4部門。さっそくイベントの様子や大会の模様をお届けしたい。

 大会にエントリーしている人数だけでも300人を超えているとのことで、会場内は自由に身動きが取れないほど多くのファンで埋め尽くされていた。大会のメインとなる「BBCF」がアーケードで稼働したのは2015年。約4年も経っている作品だが、これだけのファンを集めるのは「BB」人気のすごさを再確認した。

 アークハロウィンイベントに参加するのは今回が初の筆者は、公式大会ということでeスポーツ特有のバチバチの空気感を想像していた。しかし蓋を開ければ、BBファンや格ゲーファン同士が賑やかに楽しんでおり、大会というよりもファンの交流イベントといった雰囲気であった。

会場の様子。大会に出場する選手と観戦者とで会場内はかなりの密度
物販コーナーでは、会場限定グッズも販売していた

 この日は、池袋ハロウィンコスプレフェスも開催されていたため、街全体がコスプレ色の強い日であった。街の濃さに負けず、ARC SYSTEM WORKS PRESENTS HALLOWEEN PARTY 2019の会場も、BBやGGのキャラクターに扮した気合の入ったコスプレイヤーが数多く参加していた。

どのコスプレもクオリティが高く、BB愛を感じた

 初めに行なわれたのは「BBTAG」の大紅白戦。Aチーム22人、Bチーム22人で勝ち抜き戦を行ない、相手チームのメンバーを全て倒したチームが優勝となる。

 試合は複数の筐体で同時進行で行われていたため、運営側も全体の試合結果が把握できていないようだったが、筆者が見ていた印象としては、Aチームの選手が怒涛の連勝を決めていき、終始優位な流れが出来上がっていた。

試合の勝敗でプレーヤーと一緒にギャラリーも一喜一憂。アットホームな空気であった

 流れはAチームが優勢のまま最終局面に。Aチームの生き残りが5人のなか、Bチームはついに最後のシゲ選手一人となってしまう。「オリエ&イザヨイ」使いのシゲ選手に対するは、「ユズリハ&レイチェル」使いのドミー選手。ドミー選手はEVO2019の「BBTAG」部門で3位という結果を残している強豪プレーヤーである。

 開幕からレイチェルの設置技をバラまいて、ターンを握ろうとするドミー選手。揺さぶりを掛けられるも固いガードで凌いでいくシゲ選手だったが、2体同時攻撃のクロスコンボで挟まれてしまい、ついに守りを崩されてしまう。そこからはドミー選手の猛攻は止まらない。一人もやられることなく、オリエとイザヨイ難なく撃破し、Aチームを優勝に導いた。EVO3位の実力派伊達ではなく、惚れ惚れする崩しのうまさを見せつけた。

大会の最後は、優勝したAチーム全員で記念撮影

 続いては、筆者がもっとも注目していた「BBCF」レディース大会が行われた。注目の理由はスケベ根性だけではなく、女性プレーヤーがどれほどの腕前なのかを純粋に見てみたかったのだ。本当である!

「BB」は女性人気が高い作品だけあり、他の格闘ゲームのイベントではあまり見ない女性の参加者がかなり多く、32人の選手が出場していた。試合が始まってプレーヤー情報を見ると、対戦数が1,000~2,000戦は当たり前で、段位が20段を超える実力者が多いことに驚かされた。

レベルの高い女性プレーヤーが集った

 見応えのある試合が続き、決勝戦まで勝ち上がったのは、「ν」使いのガトー選手と「マコト」使いのえどまる選手。ここまでの試合で両者ともかなりの腕前なのは分かっているが、ガトー選手はその中でも頭一つ抜きん出ており、段位が英雄という正真正銘の上位勢である。遠距離戦に特化したνと、インファイタ―のマコトという対極的な組み合わせ。ペースを握った方が一方的に叩けるという戦いになりがちである。

 開幕で攻めるのはマコト。うまくコンボに運び、開始9秒でνの体力を半分まで削っていく。画面端まで追い込み、流れを掴むが、νのバーストで仕切り直されて距離を取られてしまう。まさにこれが命取りとなり、その後は近づくことが許されず遠距離攻撃の餌食となってしまった。

 2ラウンド目で持ち返したいえどまる選手だったが、試合開始と同時に距離を取られνの独壇場になってしまう。遠距離攻撃を掻い潜ってどうにか距離を詰めたいところだが、行動を読み切っているガトー選手は、近づいてくるマコトを的確に迎撃し、完封する。勝負が決した瞬間、「よっしゃー!」と喜ぶ姿を見せた。

試合の流れ次第では、どっちが勝ってもおかしくない実力であった。

 レディース大会の興奮冷めやらぬうちに、今日の大会でもっとも異色なコスプレイヤー限定大会がスタートした。コスプレのお披露目がメインの大会なのだろうと思っていたが、こちらの参加者もまさかの強者揃い。キャラクターに扮する程のキャラ愛があり、ゲームでもそのキャラクターを使いこなしているという、まさにファンの鑑である。

ラグナが横並びになった奇跡の1枚
「BB」以外のコスプレでもOKらしい

 決勝戦にコマを進めたのは、ラグナ扮するブラッティマリリン選手と、ライチ扮するTanossy選手。使用キャラクターはもちろんコスプレ通りだ。

 実力拮抗。互いに1ラウンドを取っていき、戦い最終ラウンドまでもつれ込む。相手に手を出させず、パーフェクトで1ラウンドを取ったブラッティマリリン選手は、最終ラウンドでもラグナの強みであるガン攻めで押していく。下段、中段の二択で揺さぶり、自分のベースを握り続けてブラッティマリリン選手が優勝を掴んだ。

セクシーなコスプレで注目を集めていたTanossy選手
昨年もコスプレイヤー大会に出場したというブラッティマリリン選手。今年ついに悲願の優勝を達成した

 この日最後に行なわれたのが、大☆同キャラクター交流大会。同じキャラクターを使うプレーヤー7人でチームを組み、相手の同キャラチームと勝ち抜き戦をしていき最後まで勝ち残ったチームが優勝。大会というよりもまさに交流戦といった感じのルールである。

 初戦はライチチームVSジンチームの試合。改めてもう1度述べておくが、同じキャラ同士で7対7でぶつかるということは、最大13試合同じ組み合わせの戦いを見ることになる。絵面的には飽きるが、じっくり観察していると同じキャラクターを使っていても動きやクセが結構違うのは見ていて面白いし参考になる。

 キャラクター別チーム戦だけあり、この大会が1番参加人数がもっとも多く195名の選手がエントリーしていた。16時半からスタートし、終了予定時刻は20時となっていた。が、この大人数でそんな早く終わるわけもなく、イザナミチーム対レイチェルチームの決勝戦が始まる頃には23時を回っていた。試合の後半は、新たな敵である“終電との戦い”に突入しながらも、辛くもレイチェルチームが勝利。23時半という絶妙な時間(!?)にイベントが終了した。

 今回、イベントに参加して感じた率直な感想は、想像していたよりも全体的に緩い大会ではあったが、終始賑やかでとても楽しいイベントであった。たくさんの格ゲープレーヤーがゲームセンターに集まり、ワイワイみんなで遊び倒している景色は、格闘ゲーム全盛期の昔のゲームセンターのようでどこか懐かしさも感じた。ガチガチに勝利を目指すeスポーツ大会も面白いが、今回のイベントのように誰でも参加して楽しめる大会も別のベクトルの面白さがあった。来年も開催されれば是非参加したい。