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ラストマイルワークス、不動産業界向けCGVRサービスにシミュレーション機能の提供を開始

ユーザーのHPに簡単にも実装できるシミュレーション機能を提供

9月19日 提供開始

 不動産業界向けCG・VRサービスを運営するラストマイルワークスは、同社が提供するサービス「terior バーチャルホームステージング」にて、利用中のユーザーの要望に応え、空室とステージングされた部屋を比較できるシミュレーション機能の提供を開始した。

 「terior(テリア)」は、CG×VR×AIを利用した、住まいのイメージを可視化するサービス。今回実装されるシミュレーション機能は、バーチャルホームステージングを行なった画像を用いて、提供された空室の写真と家具置きによるステージング後の部屋の写真を比較できる。

 本機能は「terior バーチャルホームステージング」の会員であれば無料で利用できる。会員ページよりwebサイトに組み込むためのソースコードが自動生成されるため、自社ホームページにもシミュレーション機能を簡単に実装することが可能だ。

□シミュレーションのサンプルページ
https://terior.lastmile-works.com/mypage/dashboards/comparison_slider/NzA5QkVEOTg1QjU5QkE2NzkyMzRBQUY4NjE4NTM3NkI=

バーチャルホームステージングについて

 「バーチャルホームステージング」は、360°VRコンテンツ上に好きな家具や、インテリアを配置する機能。実写のパノラマ画像にフルCGの家具を合成することで、気軽にホームステージングを実現する。メーカーの家具を入れたり、複数のインテリアデザインを比較したりすることも可能だ。

 今までは高価格帯の物件でしか検討されなかったが、低価格化の実現により不動産の売買仲介、リフォーム、リノベーション関連業者など幅広い業界で手軽に利用することが可能だ。

通常の画像にもパノラマ画像にも対応

 VRコンテンツとしての利用のみならず、通常の画像でも加工を行なうことが可能なため、より多くのユーザーが利用できるようになった。なお、「パノラマ画像のプレイヤー」は2019年10月よりサービス開始予定。

1枚8,800円からのバーチャルホームステージング

 通常はステージングした部屋の撮影だけでも10~20万円ほどの予算が必要になるが、バーチャルホームステージングであれば、1枚あたり1万円以下で利用できる。

入居中の物件であってもバーチャルホームステージングが可能に

 空室に家具を置くだけでなく、家具のある部屋の空室イメージを制作することも可能なため、入居中の物件であってもバーチャルホームステージングが可能だ。

 不動産仲介業者にとっては競合他社との差別化、早期販売の促進、顧客満足度の向上、そして売却物件を預かりやすくなるといったメリットがある。

【不動産業界向けCGVRサービス「terior(テリア)」】

 「terior」は不動産、建築、リフォーム・リノベーションなど住宅関連業界に特化したCGによる国内向け総合VR制作サービス。リフォーム・リノベーション後の空間をバーチャル上に再現し、改修後の空間を仮想体験できるコンテンツや、建設前の物件の内覧などユーザーのニーズに合わせた最適なサービスを提供している。

□「terior(テリア)」のページ
https://terior.lastmile-works.com/