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この神々しさは何だっっっ!! 金色に光る“仏壇PC”を見た

「TGS2019」のPC関連展示を徘徊

9月12日~15日 開催

会場:幕張メッセ

 「東京ゲームショウ2019」の花形は何と言ってもコンシューマー向けのタイトルだろう。今年は各社ともに有力なタイトルを展示し、試遊ができるようになっているので、気になるタイトルをプレイした人も多いことだろう。筆者が個人的に気になっているのはスクウェア・エニックスの「FINAL FANTASY VII REMAKE」。試遊? もちろんやりましたとも。ガードスコーピオン戦ができただけだったが、なるほどPS4ともなるとこうなるのか、と納得した感じ。来年の3月3日が待ち遠しくてしょうがない。

 そんな感じではあるものの、知り合いのライターとも「なんか今年、PC関連の展示多くね?」という話題で持ちきりだった。デル、日本HP、レノボ・ジャパンといったメーカーがこぞってブースを設けているし、マウスコンピューターとユニットコムを有するMCJはもちろんのこと、MSIもいるし、アスクもいるし、CORSAIRもあったし。イベントが中心で製品の展示はなかったがサムスンSSDというブースも(そこにはサードウェーブが乗っかっていたりする)。レノボ・ジャパンはゲーミングPCの成長率昨年比200%、とか、デルも前年比50%増、とか景気のいい話が聞こえてくるので、確かにゲーミングPC伸びてんのかもねという気になってくる。

 ただし新製品の発表は終わって製品が出そろっているので、ブースに未発表のブツがあったりすることもないのだが、それでも面白いものが転がっていたりするので、“閑話休題”的にご紹介していきたいと思う。

金色に輝くPCを発見!

 PC関連のブースは1~3ホールに集中していたので見逃していたのが6ホールあたりにあったCORSAIRブース。まず目に飛び込んだのが黄金のキーボード、そして黄金の筐体だ。カバーの四辺を飾るのは唐草模様。「なんだこれ仏壇やん」というのが率直な感想だった。

 スペックとしては、CPUがRyzen 7 3800X、ビデオカードがGeForce RTX 2080、メモリが64GB。これをCORSAIRの水冷システム「Hydro X」で冷却している。スペック的にはまあまあありそうなパターンなのだが、そのお値段は筐体を含めて3ケタだそう。まあ販売はせずコンセプトモデルということなのだが、やっぱり金色はいいっすよね。まだだ、まだ終わらんよ!

金色に光り輝くPC
ふたを開けるとこのような感じに
金色に輝くキーボード
筐体左下にあるディスプレイで踊り続ける謎の少女

 そしてその反対側にあったのが白い悪魔。こっちは真っ白に塗られた筐体に収められている。前面にある3つのファンが、背面にある1つのファンとともに七色に輝いている。これはまたこれでなんとも鮮やかな印象だ。

 こちらのマシンのスペックはCPUがCore i9-9900K、メモリが64GB、GPUがGeForce RTX 2080 Ti。なお先ほどの仏壇PCと同じく、お値段は諭吉3ケタとのこと。まあこれも、こんなこともできるというコンセプトモデルだ。夢があっていいじゃないですか。

これはまた色鮮やかなPCだ
ふたを開けるとまぶしーーーっ
システムとして見せるとこんな感じに

違う意味でまた神々しいPCを発見

 次に紹介するのはMCJブースにあったコレだ。ゲーミングPCではなくワークステーションの部類に入るが、Xeon Goldが2基載っているほか、ビデオカードはQuadro RTX 8000という構成。「ゲスい話、こちらはおいくらですか?」と聞いたところ、「Xeon Goldが1個30万円、Quadro RTX 8000が100万円なので察してください」とのこと。察したよおいら!

イベントステージの左にひっそりと置かれている
ここだよここ! ここに2つもあるよアレが!
くっ。こいつも光り輝いていやがる

 こういう夢のあるマシンを見ているだけでも心が和みますな! 夢は大きく持とうよ! 夢は!