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今度の「海腹川背」はeスポーツ? ラバーリング対戦アクション!!「海腹川背 BaZooKa!!(仮)」を発表

【東京ゲームショウ】

9月12日~15日 開催

会場:幕張メッセ

 サクセスは、「東京ゲームショウ2019」のコナミブースで開催されたステージイベントで、「海腹川背」シリーズの最新作「海腹川背 BaZooKa!!(仮)」を発表した。2020年の発売を予定しており、プラットフォームはプレイステーション 4/Nintendo Switch/Steam(PC)。

 会場で公開されたプロモーションビデオでは、冒頭登場した文字がなんと「e-sports?」。「海腹川背」と言えば独特の操作性が特徴的なラバーリングアクションで、基本的には1人でステージクリアを目指すアクションゲームだ。今回はこれがなんと! 対戦アクションとなる。

イベント後半、電撃的に新作「海腹川背 BaZooKa!!(仮)」が発表となった!
なんと次回作は“e-sports”? 対戦アクションとなることがアナウンスされた

 1つのフィールドに4人が参戦し戦う。他プレーヤーにルアーを引っかけて捕獲し、その捕獲したキャラクターをラバーの勢いを利用して、他の敵に投げつけたり放り投げるなどして戦うことになる。フィールドには他の敵(魚やウナギといったいつもフィールドにいる敵)もいるが、今回はこれらのキャラクターは敵というよりはむしろ“弾”としての役割を持っているともいえる。フィールドを闊歩している敵をキャプチャーし、他のプレーヤーに投げつけて倒したりすることになるためだ。

 このほかにも、他のプレーヤーがフィールドの上に登ろうとしているところをルアーでキャプチャーして邪魔したり、ロケットジャンプで大きくジャンプして敵を踏みつぶすと一定のダメージを与えることができたり、対戦アクションとしての“やられたらやり返す”的な要素が多数用意されている。対戦の駆け引きが多数用意されているほど、ゲームとしては楽しめるだろう。

他プレーヤーをキャプチャーし他の敵キャラクターなどにぶつけていく

 ゲームには多数のキャラクターが登場する。「海腹川背」シリーズからキャラクターが参戦するのはもちろんのこと、「コットン」など発売元となるサクセスのゲームからも多数キャラクターが参戦する。さらにはオリジナルキャラクターも登場するようだ。

 もちろんこれまでのシリーズを遊んできたラバーリングアクションの得意なプレーヤーは有利になるが、「海腹川背」シリーズ以外のキャラクターには特殊なスキルを持たせることで、シリーズタイトルを遊んでこなかったプレーヤーでも十分に楽しめるようバランスを取っていくということだ。

 開発を手がけているスタジオ最前線の近藤敏信氏は「すでにかなり遊べるようになっており、開発陣でもかなり盛り上がっている」と手応えを掴んでいるようだ。ローカルはもちろん、ネット対戦にも対応。プラットフォーム間での対戦に関しては現在検討中としている。

シリーズ作を手がけてきたスタジオ最前線の近藤敏信氏が最新作をプレゼンテーション

PS4「海腹川背Fresh!」30面を10分以内にクリアできるか?

 ステージでは、PS4版の「海腹川背Fresh!」によるイベントも行なわれた。同作はすでにNintendo Switch用タイトルとして発売されているが、MCを担当したドズルさんによれば「操作感にほとんど違いは無い。むしろLRボタンによる直感的な操作がプレイしやすい」とコメント。

 仕様的にはNintendo Switch版とPS4版ではほとんど違いは無いが、PS4版にはトロフィーを利用したやりこみ要素や、チャレンジモードにこれまでのシリーズタイトルのステージが復刻というかたちで計6ステージ収録されるなどの違いがある。この収録ステージはこれまでのファンからの意見を参考に選定されたが、近藤氏曰く「なぜこんな難しいステージ選ぶかなぁ?」というほどに難しいステージにばかり人気が集中した。このため、各タイトルの“ステージ0”を収録。これにより6ステージの収録となった。

 ステージイベントでは、PS4「海腹川背Fresh!」30面を10分以内にクリアするというチャレンジがドズルさんによって行なわれた。開始当初は非常に安定したプレイでスイスイと進めていくドズルさん。ところがほんの少しのミスからスタート地点に戻されてしまうことに。「まだ大丈夫!」と気を取り直してプレイ。しかし、ステージ終盤の超難関場面をなんとかクリアした瞬間にミス! 10分でのクリアとはならなかった。この後、泣きの一回で再度チャレンジするも、クリアならず残念な結果となってしまった。やはり「海腹川背」は一筋縄ではいかないアクションゲームだ。

 今回のステージイベントに向けかなり練習してきたというドズル氏だっただけに、「ものすごく悔しい!!」とコメント。ラストまで引きずっていた。

なかなか一筋縄ではいかない「海腹川背」。結果的にクリアならず!