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「Xbox Elite Wireless Controller Series 2」、さらなるギミックが明らかに
黄金のDパッド!? アナログスティックのテンションや交換パーツにXbox 360仕様を搭載
2019年8月21日 08:08
- 11月5日発売予定
- 価格:19,778円(税込)
E3 2019で正式発表され、高い評価を集めていたXboxコントローラーの最新かつ最上位モデル「Xbox Elite Wireless Controller Series 2」がgamescomでもお披露目された。
今回は、ガラスケースの中で飾られているだけでなく、実際に手に取ってゲームをプレイしたり、付属品も含めて自由に付け替えて試すことができた。ヨーロッパではこのgamescomに合わせて予約受付を開始し、予約者にはgamescomオリジナルの金色のDパッドをプレゼントするキャンペーンが行なわれていた。
筆者もさっそく試しまくってみたが、実際に試しながら担当者に話を聞いたところ、E3では気づかなかったことが2つほどあったのでご紹介しておきたい。
1つは専用ネジで調整できるアナログスティックのテンションは、3段階あるが、これはXbox OneとXbox 360のテンションをベースに設定しているという。一番テンションが軽いXbox Oneがデフォルトで、専用のネジ回しで調整することで、その中間、Xbox 360に切り替えられる。
テンションの差はそれほど激しくなく、中間との差は「確かに言われるとそうかも」というレベルだが、Xbox 360とXbox Oneの差はハッキリしている。テンションは左右で切り替えられるため、左側だけ軽くしておいて、右側は重めにするといった調整も可能で、非常に有用性の高い機能と言える。
そしてもう1つは、付属パーツの構成が、初代「Xbox Elite Wireless Controller」から変わっていることだ。変わっているのはサムスティックだ。数は6つのまま変わらないが、トール型とドーム型が1つずつ減り、その代わりにXbox 360コントローラーで使われていた標準スティックが2つ追加されている。
Xbox 360の標準スティックは、Xbox Oneのものから、スティック周囲のギザギザをなくしたもので、Xbox Oneのスタンダードに対してクラシックと名付けられ、先ほどのアナログスティックのテンションも合わせて利用することで、Xbox 360仕様でゲームを楽しむことができる。往年のXbox 360ファンには心揺さぶられる遊び心満載の仕様といえる。
超人気商品のため、Microsoft Storeをはじめすべて在庫切れとなってしまっているのが残念だが、Xbox Oneのみならず、Windows 10 PCでも活用できるコントローラーだけにゲームファンならぜひ1台確保しておきたい逸品だ。