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「PUBG」のアジア大会「MET Asia Series: PUBG Classic」が本日開幕!

日本からはDetonatioNとRascalJesterが出場。TAKOMAYO氏の優勝予想は?

【MET Asia Series: PUBG Classic】

7月26日~28日開催

会場:BITEC Bangna(タイ バンコク)

 東南アジア地域でeスポーツ大会運営を行なうMETと、PUBG Corpは、「PLAYERUNKNOWN'S BATTLEGROUNDS」のアジア大会「MET Asia Series: PUBG Classic」を7月26日より開催する。日本からは、PJSで上位2位に入賞したDetonatioN Gaming WhiteとRascal Jesterが出場する。賞金総額は30万ドル(約3,250万円)で、優勝賞金は13万ドル(1,400万円)。

【MET Asia Series: PUBG Classic】
タイらしい装飾がほどこされた入口
ロビーには至る所に大会の告知が行なわれていた
レジストレーションコーナー
「PUBG」の国際大会としては最大規模となる客席。数千席はありそうだ
プロレスリングのような実況席

 「MET Asia Series: PUBG Classic」は、PUBG Corp主導でグローバルで行なわれている「PUBG」プロリーグの定期開催イベントのひとつ。日本からBLUE BEESが出場した「FACEIT Global Summit: PUBG Classic」と同格の「PUBG Classic」と呼ばれるプレミア大会で、FACEITに続くPhase2となる。

 Phase2では、欧米とアジアで個別に大会が開催され、MET Asia Seriesでは、アジア地域から予選を勝ち抜いた16チームが参加している。日本からは、冒頭でもお伝えした通り、PJS Season3で1位、2位となったDetonatioN Gaming Whiteと、Rascal Jesterの2チームが参戦しており、世界的に見てもトップ3に入ると思われる中国と韓国だけで9チームが選出され、世界大会レベルの強豪チームが集まる中で、日本勢がいかに上位に食い込めるかが注目される。

 大会ルールは、PJSと同じSUPER、視点はすべてFPP、マップはErangel(旧マップ)とMiramar。試合数はFACEITよりも6試合増えて全18試合となり、3日間の長丁場となる。瞬発力よりも持続力、引き出しの多さがポイントとなる。国際大会ということで、専用サーバーを会場に置くLANサーバーでの大会運営となり、良質なPingでのラグのほとんどない試合展開が期待される。LANサーバーは、一般的に国際大会の出場経験が豊富なチームが有利とされるが、オンライン対戦でラグに苦しんでいた選手が、LANサーバーで爆発するケースもあるということで、日本のチームがどう転ぶのかにも注目が集まるところだ。

【マシンセッティングを行なっている両チーム】
DetonatioN Gaming White
Rascal Jester

 さて、大会前日となる25日は、大会全体のリハーサルと、選手たちのマシンセッティング、そして感触を確かめるためのスクリムが数試合行なわれた。両チームとも仕上がりは上々のようで、スクリム第1試合目は、優勝候補筆頭に上がる韓国GEN.Gを押しのけてDetonatioN Gaming Whiteがドン勝を獲得し、調子の良さを見せつけていた。

【スクリム風景】
スクリム緒戦でドン勝を取るDetonatioN Gaming White

 本日選手達はマシンのセットアップとスクリムで忙しく、話を聞くことができなかったので、「PUBG」の実況解説としてお馴染みで、本大会でコーチとしてRascal Jesterに帯同しているTAKOMAYO氏に、本大会の見所について尋ねてみた。

 まず本大会のメタについては「正直始まってみなければわからない。早い段階で中に入っていくか、様子見のために動きが遅くなって外から入るのいずれかではないか」。国別のメタについては、韓国はスプリットと呼ばれる単独あるは2人単位で戦場を広く取って敵を安全地帯に入れさせないムーブが得意で、東南アジア勢はムーブが遅め、じっくりファームしてから外から中を倒しながら進んでいくムーブが得意。この点日本は、中央に寄って、そこから寄った方に展開していくオーソドックスなムーブ。中国はチーム数が膨大なこともあって無数のメタが存在し、多くの戦い方を学ぶ機会があるため、引き出しの多さ、対応力の強さが特徴として挙げられるようだ。

 日本代表2チームの順位予想は、「真ん中ぐらい」とやや控えめ。ただ、先述したように16チーム中9チームが中国/韓国のチームであり、真ん中に食い込むためには中国/韓国チームをある程度食っていく必要がある。

 本大会の見所は、「韓国、中国の2強体制が崩れてきているところ」だという。4月のFACEITでは、韓国、中国、欧米に加えて、東南アジア地域の躍進が目立ち、日本代表のDetonatioNについても、「世界で戦えるムーブが出来ているので、今までにない戦い方が期待できる」という。Rascal Jesterについては「普段通りの戦いができるかどうか」とし、自分たちの動きをしっかりしていって欲しいと発破を掛けた。

 注目チームについては、VC GamingとGEN.Gという中韓1位のチームを真っ先に挙げてくれた。おもしろいゲームをしてくれるのではないかという点では、DeToNator.KOREA(韓国)とDetonatioN Gaming Whiteを挙げてくれた。「安定感はDetonatioN Gaming Whiteがピカイチで、PJSでも好きなポジションをやりたい放題取れている印象がある。ただ、アジア大会では、突っ込んでくるチームとかもいたりするので、そういうムーブにどう対処していくかがポイントになると思う」と予測してくれた。実際、DetonatioN Gaming Whiteは、韓国スクリム等でもドン勝を取っており、上位入賞が期待できそうだ。

 ズバリ優勝チームは、「韓国のいずれかのチームで、強いて挙げればドリームチームになっているGEN.Gが勝つのではないか」とし、ただ、初日は、思い切りの良い中国勢がダッシュして、連ドンする傾向が強いということで、1日目をトップを独占するものの、動きを読み切った韓国勢が2日目、3日目を盛り返して逆転するというシナリオではないかと、勝ち方まで予想してくれた。

 注目選手は、インファイトからDMRまで全部巧いというPIO選手(GEN.G)、DouM選手(VC Gaming)、Tide選手(VC Gaming)。日本の注目選手は、SSees選手とWesker選手。SSees選手はエイムが精度が高く1人で戦う力を持っているだけでなく、地形を活かした戦い方が上手く、頭の良いプレーヤーだという。Wesker選手は、かなりの努力家で、なぜこの撃ち合いで勝てないんだろうと思ったら納得いくまで韓国のトップ選手の試合を見て勉強しているという。努力家で負けず嫌い。ベテランの域に達しているにもかかわらず結果を残せているのは、そこが大きいのではないかという。

 「彼らなら撃ち負けないと思うが、基本的にトップチームは1on1をしてくれないので、そこにどう対応していくかがカギ」だという。最後にTAKOMAYO氏は「日本チームの活躍がどうあれ、絶対におもしろい試合になるし、日本のチームがどれだけ成長したのかが最大の見所。韓国と中国のどちらが強いのかも注目だし、そこにいかに日本が割って入れるかも楽しみなところ。SunSister SuicidersやBLUE BEESもそれぞれ国際大会でドン勝を取ったし、彼らのドン勝に期待している」と語ってくれた。

【大会スケジュール】
日本時間はここから2時間足せば良い。全18試合の長丁場となる

 オープニングセレモニーは16時30分(日本時間)、第1試合開始は17時(日本時間)を予定。日本語による実況解説も行なわれる。ぜひeスポーツファンは応援に参加しよう!

PUBG_JAPAN_Officialのライブビデオをwww.twitch.tvから視聴する