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「ハースストーン 突撃!探検同盟」、新カード独占公開!
高スタッツ&破壊効果持ちのウォーロックカード「リフトクリーヴァー/Riftecleaver」
2019年7月22日 15:00
- 8月7日配信開始予定
- 利用料金:無料(アイテム課金制)
Blizzard Entertainmentは、PC/モバイル向けデジタルカードゲーム「ハースストーン」において、8月7日リリース予定の次期拡張パック「突撃!探検同盟」のカード情報を順次公開している。今回も多くのメディアや選手、インフルエンサーなどを巻き込みながら1枚ずつ公開していくというファンを飽きさせない方法で、新カードを公開している。
「突撃!探検同盟」では、7月19日から7月31日にかけて1枚ずつ50枚以上の新カード発表が予定されている。GAME Watchにもその順番が回ってきたので、さっそくご紹介しよう。
「リフトクリーヴァー/Riftecleaver」 は、ウォーロックのエピックカード。マナコストは6で、基本スタッツが7/5とかなり高スペック。加えて非常にウォーロックカードらしい雄叫びを持っている。雄叫びの内容は「ミニオン1体を破壊する。自分のヒーローはそのミニオンの体力に等しいダメージを受ける。」というもの。どんなミニオンも破壊できるためボードアドバンテージを稼ぎやすく、自身のスタッツも高い事から非常に使いやすいカードだ。流行りの「超電磁」によって強化されたミニオンを破壊できれば思わず笑みを浮かべてしまうだろう。
しかし、自分のミニオンも破壊できてしまうため、場に相手のミニオンが1体も存在しない状態で登場させると、自分のミニオンを破壊した上でダメージも受けてしまうので注意が必要だ。加えて、現在ウォーロックのデッキで猛威を振るっている低コストのカードを主軸とした速攻デッキ「ズー・ウォーロック」には高コストである事から入りづらいため、コントロール系のデッキで運用するのが基本的な使い方になりそうだ。
また、このカードが「悪魔」であることを活かして、「悪魔感知/Sense Demons」で手札に加えたり、「アラナシ・ブルードマザー/Aranasi Broodmother」を併用することで「リフトクリーヴァー/Riftecleaver」によるダメージをある程度軽減できるなど、「悪魔」のカードプールでかなりのシナジーが見込める。
特に「悪魔」を主軸としたコントロールデッキを構築する場合、「悪魔感知/Sense Demons」によって確定除去が行えるカードを加えられるようになったのは大きな変化だ。「ロード・ジャラクサス/Lord Jaraxxus」等と共に手札に加われば、ゲームの後半戦を有利に進められる。
さらに、このカードは能力もスタッツも汎用度が高いため、様々な既存デッキに採用できる。前回の拡張パック「爆誕!悪党同盟」にて登場した「フェルロード・ベトルグ/Fel Lord Betrug」と「どんでん返し/Plot Twist」を主軸としたコンボデッキにも、コンボを始動するまでの除去手段として最適であり、自身のスタッツが高いことからコンボを邪魔しない。
ウォーロックのヒーローパワーを活用して手札を増やし、「トワイライト・ドレイク/Twilight Drake」などを活用する「ハンドウォーロック」と呼ばれるデッキタイプでも、高コストの除去カード兼高スタッツミニオンという点で手札を減らさずに戦線を維持できるため、採用が見込める。
総じて「リフトクリーヴァー/Riftecleaver」は相手ミニオンを除去しながら自分の場に高スタッツのミニオンが出てくる点が強力であり、ボードアドバンテージの稼ぎ合いというハースストーンの基本を思い出させてくれる、分かりやすく使いやすいカードだ。
未発表のウォーロックカードによっては、自分のミニオンを破壊する手段として活用したり、自分にダメージを与える手段にもなり得る事から、非常に多くの可能性を秘めていると言える。単純ながらも使い手によって大きく戦況を変える今回のカード、是非皆様のデッキに採用してみてはいかがだろうか。