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HTC、アイトラッキング搭載「VIVE Pro Eye」とスタンドアローン型VR「VIVE Focus Plus」を6月28日発売
2019年6月17日 19:18
HTC NIPPONは、従来の「VIVE Pro」にアイトラッキング機能を搭載した「VIVE Pro Eye」と、スタンドアローン型VR「VIVE Focus Plus」を6月28日に発売する。希望小売価格は「VIVE Pro Eye」が186,120円(税別)で、「VIVE Focus Plus」は89,750円(税別)。
「VIVE Pro Eye」
「VIVE Pro Eye」は、既存の「VIVE Pro」に眼球の動きや焦点をトラックするアイトラッキング技術を搭載し、進化させたヘッドマウントディスプレイ。アイトラッキング技術を用いて高精度な視覚トラッキングデータを取得することが可能だ。マーケティングデータ分析やトレーニングツールなど、次世代の様々なビジネスシーンに活用することもできる。
主な特長を紹介
・高精度なアイトラッキング
ヘッドマウントディスプレイに搭載されているIRセンサーが眼の動きを追跡。アイトラッキング技術はトレーニングツールまたはユーザー分析のツールとして活用できる。また、アイトラッキング技術はVRアバターとのリアルタイムな連携を行なうことが可能。これにより、会議および共同作業ツールなどのバーチャル環境で、より表現力豊かなアバターの作成が可能になる。
・より深いデータ分析
眼の動きを追跡したデータをもとに、ユーザーの動きを可視化したヒートマップを作成することができるため、アンケートだけでは分かりえないユーザーの意思決定までのプロセスを把握することが可能となる。
・直感的なユーザーエクスペリエンス
視線操作メニュー実装により、視線操作で素早く、簡単にポイント、選択、ズームができる。これにより、VRアーケードやロケーションベースのエンターテイメントなどの環境で利便性が高まる。
・効率性と品質の向上
ユーザー視線に基づいてグラフィックス解像度を制御し、GPUのレンダリング負荷を軽減することで、画像の品質とパフォーマンスが向上する。
【ヘッドセット】
項目 | 内容 |
---|---|
スクリーン | デュアルAMOLED 3.5インチ(対角) |
解像度 | 片目あたり1,440×1,600ピクセル(合計2,880×1,600ピクセル) |
リフレッシュレート | 90Hz |
視野角 | 110度 |
オーディオ | ハイレゾ対応ヘッドフォン(取り外し可能)、高インピーダンスのヘッドフォンサポート、エルゴノミクスの改善 |
入力 | 内蔵マイク |
接続 | USB-C 3.0、DP 1.2、Bluetooth |
センサー | SteamVR トラッキング、Gセンサー、ジャイロスコープ、近接センサー、IPDセンサー、アイトラッキング |
調整機能 | レンズ距離調整付きアイレリーフ/調整可能 IPD/調整可能ヘッドフォン/調整可能ヘッドストラップ |
【アイトラッキングの仕様】
項目 | 内容 |
---|---|
視線データ出力周波数(両眼) | 120Hz |
精度 | 0.5°~1.1° (FOV20°以内) |
キャリブレーション | 5ポイント |
追跡可能視野角 | 110°/眼の疾患、眼の手術、濃い化粧、および強い近視は、アイトラッキング性能に影響を与える可能性があります |
データ出力(アイ情報) | タイムスタンプ(デバイスとシステム)、視線の起点、視線の方向、瞳孔位置、瞳孔サイズ、目の開閉 |
インターフェイス | HTC SRanipal SDK |
SDKエンジンの互換性 | Unity、Unreal |
【コントローラーの仕様】
項目 | 内容 |
---|---|
センサー | SteamVR Tracking 2.0 |
入力 | 多機能トラックパッド、グリップボタン、デュアルステージトリガー、システムボタン、メニューボタン |
接続 | Micro-USB充電ポート |
「VIVE Focus Plus」
「VIVE Focus Plus」はスタンドアローン型VR「VIVE FOCUS」の進化版。ヘッドセットディスプレイをさらに装着しやすく改良し、デュアル6DoFコントローラーが付属する。これらは、より直感的な操作とより深いレベルの没入感を実現するため、PC VRデバイスの使用時と同等のバーチャルリアリティ環境を手軽に体験できるようになる。また、HTCはPC VRからVIVE Focus PlusへのスムーズなポーティングをサポートするためのWAVEプラットフォームとSDKツールを提供している。
主な特長を紹介
・より没入感を向上させる新コントローラー
「VIVE Focus Plus」に付属する、超音波式の6DoFコントローラーは、アナログトリガーによる対象物のコントロールや、感圧式入力のイントラクションにより、より深いレベルの没入体験が可能。感圧式入力のトリガーは、VR空間でのインタラクションやオブジェクトの操作感を高めてくれる。
・進化したVR映像
新型レンズがリング効果を低減し、すみずみまで高鮮明な映像を見ることができる。
・長時間利用でも快適
「VIVE Focus Plus」は、従来のVR製品と比較して、より快適に装着できるよう改善されているため、長時間にわたる利用が可能。柔らかく、汚れにくい新素材は、頻繁に利用する機会が多いビジネス環境に適している。
【VIVE Focus Plus】
項目 | 内容 |
---|---|
ディスプレイ | デュアル 3K AMOLED |
解像度 | 片目あたり 1,440×1,600 ピクセル(合計2,880×1,600ピクセル) |
リフレッシュレート | 75Hz |
視野角 | 110度 |
安全性能 | プレイエリア限界アラートおよびフロントカメラ |
センサー | インサイドアウト 6DoF |
入力 | 内蔵マイク |
接眼部 | 瞳孔間距離およびレンズ距離の調節機能 |
オーディオ | 内蔵スピーカー、3.5mm オーディオジャック |
プロセッサー | Qualcomm Snapdragon 835 |
メモリー内蔵 | 32GB/4GB (ROM/RAM) |
外部接続 | microSD (最大2TB) |
バッテリー | 充電式リチウムイオン電池 最大約3時間 (アクティブ使用時) |
【コントローラーの仕様】
項目 | 内容 |
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センサー | Chirp SonicTrack 6DoF超音波 + IMU フュージョントラッキング |
入力 | トラックパッド、メニューボタン、VIVE ボタン、トリガー、グリップボタン |
バッテリー持続時間 | 約4時間(単4電池4個) /使用時間に関しては、ネットワーク状態、信号強度、設定、アプリケーション、その他多くの要因によって変わります |
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