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「FFXIV」、タンクロールを担う4ジョブは、いずれもMT/STのスイッチが可能に
攻撃スタンス廃止。攻撃力ダウンも削除。タンクスタンスのオンオフで切り替えるスタイル
2019年5月24日 08:54
- 5月23日発表(米国時間)
スクウェア・エニックスは米国時間の5月23日、米国サンフランシスコにおいて第51回プロデューサーレターLIVEを開催し、「ファイナルファンタジーXIV: 漆黒のヴィランズ」で追加される新ジョブ「ガンブレイカー」の発表以降話題となっていたタンクロールの調整について、ナイト、戦士、暗黒騎士、ガンブレイカーの4ジョブともMT(メインタンク)とST(サブタンク)の両方の役割を担える調整を施したことを明らかにした。
第51回PLLの後半で公開されたジョブ調整について、もっとも長い時間を割いて紹介したのがタンクロールの調整についてだった。ガンブレイカーが増えることによって4ジョブとなるタンクロールの各役割をどうするか。吉田氏からはMT2、ST2にする案も公開され、好きなジョブと好きなポジションがズレてしまうことを懸念する声が挙がっていた。
最終的には4ジョブともMT/STを担えるようにした。これはジョブが固定化されたり、マッチング後にPT組み直しになる懸念からどちらでもできるようにしたほうがいいという結論を下した。
「漆黒のヴィランズ」からは全ジョブとも、PT全体に対する防御バフ、自身に対する防御バフ、ST時にMTに対する支援バフを持つ。ジョブの差別化は、ゲームメカニクス、プレイフィールの違いで出す形となり、純粋なタンクロールとしてのジョブ性能はほぼ均一となる。
細かく見ていくと、攻撃スタンスを廃止し、タンクスタンス(旧防御スタンス)のオンオフでMTを担うか、STに回るかを切り替える。タンクスタンス自体も大きく仕様変更しており、悪評が高かった攻撃力ダウンをはじめ、被ダメージ軽減、最大HP上昇効果などを削除している。
ではタンクスタンスの効果はというと、「全攻撃において敵視が大幅に上昇するようになる」というもので、MTではタンクスタンスをオンにすることで敵視を稼ぎやすくなり、STに回る場合はタンクスタンスをオフにし、無用な敵視を稼がずに、ベストなスキルローテーションでDPSを稼ぐ行為に集中できる。
このタンクロールを担う4ジョブに新たに導入されるのがタンクマスタリーで、被ダメージ20%軽減、最大HPと与ダメージに固有の計算補正が発生するようになる。吉田氏は「これがタンク(が好きな人たちが)がやりたかったことではないか」とコメントし、その調整に自信を覗かせた。