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【静岡ホビーショー】その運用風景こそ最大の魅力! タミヤ「ドイツ重自走榴弾砲 フンメル 後期型」

7月発売予定

価格:4,800円(税別)

 タミヤのミリタリープラモデルの目玉が「1/35 ドイツ重自走榴弾砲 フンメル 後期型」だ。7月発売予定で、4,800円(税別)。

 タミヤは「ドイツ重自走榴弾砲 フンメル」のプラモデルに関して、戦車砲を搭載したものはすでに発売している。今回は砲の部分がまるまる変わる“榴弾砲”を搭載したものとなる。戦車砲と榴弾砲では全く運用が異なる。プラモデルでは車体の一部を除き、ほとんどの部品を新規で製作したという。

こちらは戦車砲を搭載した以前のモデル。兵員の表情が全く違う
巨大な砲弾を運び込む兵士達
戦場の写真などが資料となっている

 榴弾砲が撃ち出す榴弾は遠距離の目標を狙うため、その弾の軌道は弧を描く。その運用は戦車砲を積んで敵と戦う風景と全く違うものとなる。この運用に合わせ、今回のプラモデルでは砲弾を運び込む姿を再現している。大きな砲弾を運び込む姿は近距離で撃ち合う兵士達とは違うものとなっている

 砲そのものも非常に細かい部品で複雑な構造を再現している。完成したプラモデルは固定ポーズになってしまうが、組み立て中ならば射撃時の砲身の可動も手で再現することができ、モデラーの好みで様々な表情を持たせることができる。フィギュアと合わせて、その“情景”を表現するのが最大の魅力となっている。

複雑なパーツ構成の榴弾砲
ランナー構成
無塗装だとプラモデルのディテールがよくわかる
砲身を金属にできる交換パーツも用意される