ニュース

【静岡ホビーショー】タミヤ「1/12 Honda モンキー125」、初心者への気配りもばっちりなバイクプラモ

6月1日発売予定

価格:2,700円(税込)

 タミヤのプラモデルで楽しい雰囲気を放っていたのが「1/12 Honda モンキー125」。6月1日発売、価格は2,700円(税込)。ホンダから発売されたばかりのバイク「Honda モンキー125」をいち早く、精密に再現したプラモデルだ。

 これまでタミヤはレース用のバイクや、大型バイクなどのモチーフが多かったが、今回はカジュアルなモチーフを選び、新しいユーザーを狙っている。1/12というサイズや、かわいらしい外見からフィギュアとの相性も良さそうだ。

精密な造形とリアルな質感を持ちながら、カジュアルさも併せ持っている
パーツは組みやすさ、塗装箇所が少なくても実機の質感が再現できるように工夫されている
無塗装でもバイクプラモデルとして楽しい

 「1/12 Honda モンキー125」の大きな特徴は“組み立てやすさ”にある。精密な外見、内部構造を再現しつつ、組みやすさを考え設計、実機でも特徴的な銀のパーツはメッキパーツに氏、目立つマフラーカバーやエンジンなど、塗装しなくても実際のバイクの質感が感じられる工夫をしている。

 タイヤだけでなく、シートもゴムの質感を持つ樹脂パーツを使用。実機に近い雰囲気に仕上げるためには塗装が必要だが、主要パーツはスプレーを吹き付けるだけで実機に近い質感が出せるようになっている。ガソリンタンク部分はツートンカラーになっているのだが、このパーツ用に“マスキングテープ”を同梱。別途テープを買わなくても塗り分けができるようになってるのだ。簡単な塗装とデカールを使うだけで、質感がグッと向上する。

 開発者お気に入りの部分は「ライトの中の部分」。実機もLEDを使用し印象的なパーツだが、プラモデルでもライト内部まで造形されており、のぞき込むとリアルな感触が得られる。初心者はシンプルに、上級者はどこまでもこだわって作り込めるプラモデルだ。

デカールだけでなくマスキングテープも同梱。初心者でも塗装がしやすくなっている
開発者がこだわったライト内部の質感
会場には「Honda モンキー125」の実機も展示されており、プラモデルと本物を見比べることもできる