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宇垣美里さんもニッコリ! 限定フィギュアだけでなく、「超合金Tシャツ」などオリジナルグッズも! 直営店TAMASHII NATIONS TOKYO、4月27日オープン!
2019年4月25日 17:36
BANDAI SPIRITSコレクターズ事業部は直営店となる「TAMASHII NATIONS TOKYO」を東京・秋葉原にて4月27日にオープンする。今回はオープンに先がけ、オープニングセレモニーと内覧会が行なわれた。
TAMASHII NATIONS TOKYOは、コレクターズ事業部の商品、TAMASHII NATIONSのうち、店舗限定商品や、プレミアムバンダイでの受注商品などを追加販売する、「ここでしか手に入らない商品」を扱うショップとなる。3フロアで展開し、1階は商品販売、2階は新商品や試作品、そして特別企画による展示が行なわれる。さらに地下には小規模のイベントスペースが用意され、まさにここでしか体験できない、「TAMASHII NATIONSの世界」を満喫できる場所になっている。
今回は俳優の遠藤憲一さん、フリーアナウンサーの宇垣美里さんが登壇したオープニングセレモニーと合わせて、TAMASHII NATIONS TOKYOをいち早く紹介したい。
未来人エン=ケン現わる! TAMASHII NATIONS TOKYOオープニングセレモニー
オープニングセレモニーでは最初にBANDAI SPIRITS代表取締役社長の福田祐介氏が登壇、施設が生まれた背景と意義を語った。TAMASHII NATIONSは、日本のみならず、世界で展開しているフィギュアブランドであり、TAMASHII NATIONS TOKYOはその直営店1号店となる。
日本が誇るアニメやコミックス、TV番組や映画のキャラクターを、その世界観も含めて高いクオリティで表現し、世界に向けて発信する。東京オリンピックで世界から注目を集める中で、フラグシップとなる直営店を、観光名所としても盛り上げていきたいと福田氏は語った。
続いて登場したのは遠藤憲一さん。遠藤さんは肩が出っ張った、白くてぴかぴかした服に身を包み、頭には謎の銀色の輪っか、そして両手にTAMASHII NATIONS TOKYOの限定商品を入れた袋を山のように抱えて現われた。その姿は「未来人エン=ケン」の姿だ。遠藤さんはTAMASHII NATIONS TOKYOのプロモションムービーで「未来人エン=ケン」を演じた。彼は未来からTAMASHII NATIONS TOKYOの限定商品を買うべく、過去の時代を訪れたのである。その様子は、全10話のショートムービーで見ることができる。
遠藤さんは、「いろんな役を演じたけど未来人ははじめて」と語り、頭の輪っかは衣装スタッフの自信作で、頭を揺らしてもずれないこと、ツルツルの未来服は冬の撮影用に防寒を考えられており、今の時期では暑いことなどを披露。ショートムービーで小型の光線銃を使ったエピソードがあるが、あれは遠藤さんのアイディアが元ネタになっていると語った。
2人目のゲストは宇垣美里さん。宇垣さんはTBSアナの時からコスプレ姿を披露し、アニメへの愛を語っている。「フィギュアを前にすると思わずニヤニヤしてしまう」という宇垣さん。一足早くTAMASHII NATIONS TOKYOを見た宇垣さんは、セーラームーンの展示を見てテンションが上がったという。
また宇垣さんの「コードギアス」が好き、という情報に気を利かせたスタッフが「コードギアス」の主役メカ・ランスロットを置いて置いてくれるというサプライズがあり、仕事前なのにお喜びで遊んでしまったとのことだ。
そして満を持して2人の前に現われたのが「未来人エン=ケン」のアクションフィギュア。「すっげー似てる!」と遠藤さんも大喜び。このフィギュアはTAMASHII NATIONS TOKYOでも見ることができる。
限定グッズも多彩に展開! TAMASHII NATIONS TOKYO
それではいよいよTAMASHII NATIONS TOKYOの内覧会の写真と共に、ショップを紹介していこう。TAMASHII NATIONS TOKYOは1階、2階、地下1階の3フロアからなる。注目はやはり2階の展示フロアだろう。ここは試作品や最新商品がずらりと並ぶ。
これらの商品はこの場で購入することはできないが、発売直前の商品や、プレミアムバンダイでの受注商品を中心に展示している。発売前の商品を細かくチェックできる場所として、とても楽しい場所だ。
また発売を検討している「参考出展」の商品や、仮面ライダー、ドラゴンボール、ガンダムなど、既存の商品を使った気合いの入った展示を見ることもできる。これらのジオラマはイベントや商談会などで展示されたものを使ったり、今回のために作ったものなどもある。これまでイベントでしか見ることができなかった展示を店舗で見ることができるのだ。
今回圧巻なのは大型アイテム。聖闘士星矢の「ペガサスの聖衣」の実際にかぶれるヘルメットや、コミック・アニメの「ULTRAMAN」のヘルメットと腕パーツの展示などもあった。「ULTRAMAN」は、特殊能力を持つ主人公がパワードスーツを着て戦う、という内容だが、実際に着ることができそうなパーツが置いてあるのはとてもワクワクさせられる。また、これまでに比べると倍近くも大きい、数十cmの大型の仮面ライダーフィギュアも非常に見応えがあった。
これらの展示アイテムは発売時期に合わせて内容を入れ替えていくとのこと。また試作品の撮影などもあるんで、内容は細かく変わるという。2階のフロアテーマは「大人向けホビー」。大人が満足できる豪華でハイクオリティな世界、TAMASHII NATIONSならではの世界を提示していくとのことだ。TAMASHII NATIONSは海外のイベントでも出展している。そういった出展品がここに並ぶという。
第1フロアが販売フロアとなる。ここでは、TAMASHII NATIONS TOKYOでしか入手できないアイテムが販売される。店頭に並ぶ一般商品はここでは販売されず、特別な商品だけが購入できる。
今回はオープン記念の5商品。いずれも限定カラーの特別品だ。他にも「蔵出し商品」としてプレミアムバンダイで受注締め切りしたものを追加販売としてここで販売する。これらの情報は随時公式ページで提示されるのでファンは細かくチェックしておきたいところだ。
さらにフィギュアスタンド「魂ステージ」の限定カラーや、スタンドに対応し小物などを入れておけるボックス、キーホルダーやTシャツなども販売される。「超合金」のロゴそのままのキーホルダーや、胸に「METAL BUILD」のロゴをあしらったTシャツなどは思わず欲しくなってしまった。身につけると自分が高級ブランド商品になったような気持ちになれそうだ。「超合金」ロゴを身につけて、「ロケットパンチ!」と叫ぶネタはやってみたい。
地下1階はイベントフロアになる。今回は販売商品の展示が行なわれていたが、20人くらいが入れる場所になるとのこと。どのように活用していくかは今は未定で、今後発表されるとのこと。
TAMASHII NATIONS TOKYOはやはり「限定商品が買える場所」としてファンに注目される場所となりそうだ。フィギュアだけでなく、グッズ展開も面白い。一方で、TAMASHII NATIONSの特に高額な商品は受注と同時に売切れ、入手が難しくなる商品もある。1ファンとしては、TAMASHII NATIONS TOKYOはアイテムを求めるユーザーにとって入手のハードルを下げるような役割を担って欲しいとも思う。この最初の一歩から、どのように展開するか、注目したいところだ。