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ベクター、オンラインゲーム事業の譲渡を発表

サービス継続を前提として譲渡先企業と交渉中

3月20日 発表

 ベクターは、3月20日に開催した取締役会にて、オンラインゲーム事業譲渡が決議したことを発表した。現在、同社が運営しているオラインゲーム全タイトルについては、サービス継続を前提として譲渡先企業と交渉が進められており、進捗状況については適宜公開される。

事業譲渡の理由について

 同社は、平成18年にオンラインゲーム事業を開始して以来、PC/携帯電話/スマートフォン向けゲームなどで事業を展開してきた。しかしながら、昨今のスマホ向けゲーム市場での競争の激化やPC向けゲーム市場の縮小等の影響を受け、ゲーム事業の売上はここ数年、減少の一途を辿っていた。

 そのため、新規タイトルのリリースや運営コストの圧縮等の諸施策を実施してきたが、業績改善を図ることは困難と判断。オンラインゲーム事業を譲渡することとなった。今後は、「平成31年1月より運営を受託しているAppPassおよび今後展開する新規事業に経営資源を集約することにより、企業価値および株主価値の向上を図る計画です」とコメントしている。詳細はオンラインゲーム事業譲渡に関するお知らせのページにて公開されている。